ヤバすぎるスキル|チャド・リード「スタート1コーナー」超絶ポジションアップ
2019 AMAスーパークロス 第7戦 アーリントン(ダラス)最高峰450SXメインレースで大ブレイク、チャド・リード(スズキ)が見せた、スタート直後1コーナー混戦時の超絶ポジションアップスキル。
アウトドアモトクロスと比較して短いレース時間、スタジアム内のタイトなコースレイアウト… 最もスタートが重要視されるモトクロスレースがAMAスーパークロスなのです。
AMAスーパークロス、メインレース最多出場新記録を誇るリードのならではのスキル、22番イエローマシンのスピードは必見です。エンジョイ!
@ g o p r o m o t o r s p o r t s
「百戦錬磨感!!」
ゲート飛び出し直後にゴープロ装着ディーン・ウィルソン(ハスクバーナ)と接触し、後退。画面からも一瞬リードの姿が消えますが… 突如、再びカメラにリードが登場すると「一人別次元」のスピードで一気にポジションアップに成功。スタートの瞬間だけはメインレース出場ライダー全員が少しでも前のポジション確保を狙ってのギリギリの攻防戦が行われているからこそ、ひときわリードの稲妻レベルのスピードが際立つわけでもあります。
ちなみにリードのニックネームの一つは「サンダー・フロム・ダウンアンダー」南半球(オーストラリア)からの稲妻の意。
広角レンズのゴープロ映像なのでウィルソン周囲のスペースが広く空いているように見えますが、実際には前後左右の他車との距離感は、マシン1台分あるかないかの至近距離かつ、大混戦な状況は容易に想像できます。
「迷いゼロ!」
決して、リスクをかえりみないような無謀な仕掛けではなく、AMAスーパークロスV2王者&メインレース最多出場新記録更新中のリードだからこその状況判断と決断力が「一瞬」で働いた瞬間。まさに、ヤバすぎるスキルなのです。
中継映像でのリードのポジションアップは以下リンク先からご確認いただけます。是非チェックを!
450SXハイライトビデオ|2019 AMAスーパークロス 第7戦 アーリントン(ダラス)
JGRMX