【現地ライブTV中継完全版&リザルト雑感】2016AMAスーパークロスRd. 6 サンディエゴ2

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2016AMAスーパークロスRd.6 サンディエゴ2 の現地ライブTV中継完全版ビデオ&リザルト雑感です。レース事前情報から特集コーナー、インタビュー 等、関連情報満載のTV中継完全版の約2時間、予選レースのフォーマット変更もあり、全レース白熱の展開に。シリーズに動きも出てきました。エンジョイ!

 

 

今季2度目のサンディエゴ開催。タイトなコースに加えて、ところどころ滑りやすい路面に多くのライダーが手を焼いていた一戦。パッシングポイントも限られていてバトルの中での仕掛けるタイミングも見所に。

 

*2016シーズン、予選レースフォーマットの変更が行われています。

  • ヒートレース2組(4名×2、メイン進出)
  • セミ2組(5名×2、メイン進出)
  • LCQ(4名メイン進出)

 

以前にも採用されていたフォーマットなので馴染みある方も多いかと。このフォーマットによりヒートレースから積極的なバトルが期待出来ることと、最大三回のメイン進出のチャンスということに。

 

【450SX 暫定リザルト】

1. Ryan Dungey (KTM) – ホールショットから完璧な勝利で今季4勝目!抜きどころの少ないこのコースで好調ダンジーを前に出してしまうとライバルたちは厳しい… ミスしやすいコースだったので慎重に走り切ったとのコメント。プラクティス、ヒート、メインとセッティング変更を重ねたそうですが全てが順調にいったそうです。終盤には余裕すら感じるライディング。ベストラップもダンジーが記録!ダンジーの強さの秘密、SXドキュメントTVシリーズ『Chasing the Dream』をチェックしましょう。

2. Cole Seely (HON) – 今季3度目の表彰台。シーリーのスムースなライディングが滑りやすいコースと相性良かったように見受けられました。好スタートから、序盤で好ペースをつかみ単独の2位。マシンセッティングもより低速寄りへの変更が功を奏しているとのこと。

3. Ken Roczen (SUZ) – 好スタートのカナード攻略に時間が掛かり過ぎ… レース中盤で前に出るも単独の3位。セッティングに苦労した一戦とのことですが、ロクスンらしくないレース。しかしRd.3アナハイム2 から4戦連表彰台の安定感。

4. Jason Anderson (HUS) – 今回もスタート失敗… 10番手以降の混戦からの追い上げレース。しかし、パッシングポイントが限られるコースもアンダーソンらしい、アグレッシブなライディングで見事な追い上げ。接触もいとわない迷いゼロの飛び込みは膠着状態が続いていたレースに刺激を与えてくれました。

5. Trey Canard (HON) – 手の甲の負傷から3レースぶりの復帰。好スタートからロクスン、トマックの猛攻をしのいだ中盤までのしぶといレース、復帰戦にして5位は上出来でしょう。

6. Eli Tomac (KAW) – プラクティス最速ラップも悔しい結果に。比較的軟質路面好むトマック、タイトなコースに滑りやすい路面に苦戦している様子は中継からも伝わってくるほど。あの展開で終盤にアンダーソンにパスされるのは厳しい…

7. Marvin Musquin (KTM) – 好スタートから、あわや落車転倒という奇跡のセーブを見せるもレースは淡々とした内容に。

8. Chad Reed (YAM)
9. Weston Peick (YAM)
10. Justin Brayton (KTM)

11. David Millsaps (KTM) – 今季ヒートレース3勝目を挙げ、メインレースでも活躍が期待されましたが転倒… 一発に期待しましょう!

12. Jacob Weimer (SUZ)
13. William Hahn (KAW)

14. Andrew Short (KTM)負傷から今季初参戦。現役最後のシーズンです!

15. Justin Bogle (HON) – 復帰戦

16. Vince Friese (HON)
17. Christophe Pourcel (HUS)
18. Phillip Nicoletti (YAM)
19. Mike Alessi (HON)
20. Nicholas Schmidt (SUZ)
21. Jeff Alessi (SUZ)
22. Thomas Hahn (YAM)

ブレイク・バゲット、予選落ち…

 

【450SX ポイントランキング(After 6 of 17 races)】

1. Ryan Dungey (KTM) – 144 – レース一戦分以上の26点差のリードを築くことに成功。まだまだ序盤戦なのですが…
2. Ken Roczen (SUZ) – 118
3. Jason Anderson (HUS)  – 111
4. Cole Seely (HON) – 105
5. Chad Reed (YAM) – 103
6. Eli Tomac (KAW) – 103
7. Marvin Musquin (KTM) – 77
8. Justin Brayton (KTM) – 72
9. David Millsaps (KTM) – 71
10. Jacob Weimer (SUZ)  – 62

 

 

【250SXウエスト暫定リザルト】

1. Joey Savatgy (KAW) – 今季2勝目。ウェブの転倒があったものの文句なしの勝利と言っていいかもしれません。ベストラップもサバッチーが記録!これまでのレースと違い、ウェブを後方に従えながらもライディングに自信が感じられる内容。

2. Cooper Webb (YAM) – オークランドSXでのマシントラブル以降、転倒続きのらしくないレースに。開幕当初のスピードの絶対的アドバンテージは減ってはいますが、ディフェンディングチャンピオンのウェブ本来の走りが出来れば、やはり頭抜け出た存在なのは確か。焦りか? 1コーナーでのフロントを流しての転倒はらしくない… フォースが乱れているようです…

3. Christian Craig (HON) – スタートやや送れるも好ペースで追い上げ2位浮上もサバッチーからは大きく離され、終盤はミスが続いたようで転倒からリカバリーのウェブにあっさり2位を明け渡しての3位表彰台。終盤リズムを崩すこと多いのが少々気になりますが…

4. Colt Nichols (YAM) – 格上のファクトリーサポートチーム勢相手にしぶとく追い上げての4位。来季、確実にどこかのトップチームから声がかかるでしょう。同郷オクラホマのロビー・レイナードがライディングコーチを務めています。

5. Zach Osborne (HUS) – プラクティス最速ラップも… 歯車かみ合わないレースが続きます。

6. Mitchell Oldenburg (KTM) – 引き続き安定したリザルトを残しています。

7. James Decotis (HON)
8. Kyle Peters (HON)
9. Cole Thompson (KTM)
10. Cole Martinez (YAM)
11. Kyle Cunningham (SUZ)
12. Scott Champion (YAM)
13. Hayden Mellross (YAM)
14. Mitchell Harrison (YAM)
15. Alex Martin (YAM)
16. Chris Howell (HUS)
17. Steven Mages (KTM)
18. Michael Leib (YAM)

19. Jordon Smith (HON) – レース終盤の転倒で痛めていた肩に再びダメージが。今週末のダラスSXは欠場へ…

20. Austin Politelli (YAM)

21. Chris Alldredge (KAW) – 序盤トップ快走もマシントラブルでリタイア。安定しないリザルトが続いていただけに期待されましたが… トラブル詳細発表ありませんがバルブにトラブルでは?との噂も…

 

【250SXウエストポイントランキング (After 6 of 9 races)】

1. Joey Savatgy (KAW) – 123 – 3点差。ウェブとのマッチレースへ!
2. Cooper Webb (YAM) – 120
3. Christian Craig (HON) – 107
4. Colt Nichols (YAM) – 99
5. Zach Osborne (HUS) – 90
6. James Decotis (HON) – 85
7. Mitchell Oldenburg (KTM) – 81
8. Kyle Peters (HON) – 75
9. Kyle Cunningham (SUZ) – 64
10. Jordon Smith (HON) – 63

 

 


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