【モトゴシップ】タイラ・ラトレイ引退!キャリアハイライト、今後の予定まとめ
先日のMXGP最終戦 アメリカGPでプロライダーとしての現役生活を終えたタイラ・ラトレイ。キャリアを振り返るコメントビデオや最終戦でのスペシャルウェア、引退後の活動予定をまとめました。
南アフリカからヨーロッパへ渡り、初のGPレースは2001年。その後、ランキング2位を経験も度重なる怪我に悩まされながら、2008年には当時のMX2王者カイローリを破り初の世界チャンピオンに!
翌年から多くの若手GPライダーの目標でもあるAMAへと活躍の場を移し、プロサーキットカワサキと23歳で契約。AMAではタイトル獲得出来ませんでしたが数多くのAMAモトクロス総合優勝やスーパークロスでの表彰台経験等、AMAトップライダーとしても活躍し、再びMXGP参戦となり引退を迎えたことに。
ラトレイのAMA参戦時代のベストシーズンでもあった2011年 AMAモトクロス250MX ハイライトビデオです。シリーズ12戦、24レース中の23レースをラトレイ含むプロサーキットカワサキ勢が勝利するというAMA史に残るプロサーキットカワサキ黄金時代の一年でもありました。エンジョイ!
「タラレバ」ですが、あと2年速くAMAへ来ていたらタイトル獲得のチャンスがあったかもしれません。23歳からでは世界チャンピオンの実力を持ってしてもAMAで成功を収めることは難しいということが、過去多くの世界チャンピオンのAMAチャレンジで残念ながら証明されてしまっているからです…
引退後のラトレイですが、シーズン序盤の引退表明時から興味をしめしていた、現役ライダーへのコーチ、トレーナーとしての活動が予定されています。クライアントにはD・ウィルソン、J・ネルソン、S・マケラス等の名前が既に挙がっています。
AMA参戦時のカリフォルニアの自宅を現在でも所有しているということなので、ラトレイの新たな活躍する姿は近い将来に見ることが出来そうです!