【レースハイライトビデオ&リザルト雑感】2015 MXGP Rd.12 ラトビアGP

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レース前夜から朝にかけて雨が降り、ラインやパッシングポイントが限られ、スタートが重要となる一戦に。中盤のバトルも激しく転倒者も多かったです。今回もライブ中継全レース観れたので、リザルト雑感やってます!

 

MXGP、MX2 ハイライトビデオ

 

ラトビアGP: MXGP
1. Glenn Coldenhoff (Suz)…1-2 – サプライズなMXGPルーキー初優勝!サンドが得意のオランダ人ライダー、昨年のネイションズMX2総合2位とコースとの相性の良さもあったもののスタートから飛び出し、両レース共にレース後半でも我慢強い走りで総合優勝獲得。MX2時代はレース優勝はあったものの総合優勝はキャリア初。MXGPルーキーとは思えないキレある走りが印象的でした。

2. Gautier Paulin (Hon)…3-3 – 予選レースの勢いは無かったもののしぶとく表彰台へ。

3. Romain Febvre (Yam)…8-1 – レース1、スタート直後の転倒でなかなかセル付き エンジンが掛からずリタイアかと思わされましたが、30秒以上遅れてなんとかエンジン再始動。ベストラップ記録しながらの追い上げで8位。レース2では、スタート直後にコールデンホフをパスし、一気に差を広げるとルーキーらしからぬレースをコントロールした走りで優勝。総合でも表彰台へ。やはり只者ではないルーキーです!

4. Kevin Strijbos (Suz)…..2-6 – 同じロックスタースズキながら厳密には格下チーム所属のコールデンホフに勝負を仕掛けられずに負けたのは悔しいでしょう。しかし、復帰後の好調は変わらずキープ。

5. Tony Cairoli (KTM)…4-4 – スタートグリッドの悪さを得意のスタートで挽回! 両レース共にトップ3圏内でレースし順位を落とすも、本人は負傷している腕の状態を考えると満足とのこと。腕の負傷への負担を減らすため、決勝日朝のプラクティスを走らない選択も話題に!

6. Steven Frossard (Kaw)…6-8 – KTMでのプライベートチームを離れ、今回からビロポート代役として正式にカワサキファクトリーと契約。昨年の古巣に戻った形に。その初戦で上位走行もあり中盤のバトルも制し総合6位は上出来なスタートか。

7. Jeremy Van Horebeek (Yam)…5-9
8. Evgeny Bobryshev (Hon)…11-5
9. Filip Bengtsson (Hon)…9-11
10. Dean Ferris (Hus)…10-12
Other notables: 11. Shaun Simpson; 12. Todd Waters; 13. Jose Butron; 16. Tommy Searle; 19. Tanel Leok; 22. Tyla Rattray; 23. 山本 鯨…(21-19) – レース1はポイント圏内走行も終盤に順位を落とし21位。レース2では、しぶとくレースを走り切り7戦連続ポイントゲット!

 

2015 FIM MXGP POINTS STANDINGS
(After 12 of 18 races)
1. Romain Febvre…457 – 転倒出遅れありながらも結果的にはカイローリに対して2点差をつけ、ポイントリードは、41点差に。

2. Tony Cairoli…416 – 引き続き我慢のレースもフェーバの姿はまだ見えています!

3. Gautier Paulin…391 – 3位に浮上。

4. Max Nagl…360
5. Evgeny Bobryshev…345
6. Clement Desalle…291
7. Shaun Simpson…276
8. Jeremy Van Horebeek…260
9. Glenn Coldenhoff…243
10. Todd Waters…242

28. 山本 鯨…23 – ランキングは変わらず。

 

MX2 ハイライトビデオ

 

ラトビアGP: MX2
1. Max Anstie (Kaw)…1-1 – 一発屋、撤回します(笑)両レースで追い上げ、スタートからトップ快走と全く違うレース展開ながら素晴らしいライディングを見せてくれました。勝負どころでのライン取りや一瞬のスピードはお見事! 来季ハスクバーナへ移籍か?のモトゴシップもありますが、注目の移籍劇になりそう。

2. Pauls Jonass (KTM)…2-2 – 地元で初優勝かというレース展開もありましたが、フル参戦一年目のルーキーとしては充分な活躍! 好スタートから序盤の積極的な走りが目を引きました。

3. Harri Kullas (Hus)…5-3 – ハスクバーナのニューマシンゲットの若手が初表彰台へ!

4. Jeremy Seewer (Suz)…4-5 – 好調引き続き!

5. Tim Gajser (Hon)…7-4 – 総合4連勝も期待されましたが、レース1ではスタート1コーナー転倒、最後尾から追い上げ。レース2ではスタート1コーナーでヨナスと接触、足首を痛めるハプニングも我慢のレースで4位。

6. Davy Pootjes (KTM)…3-11 – KTM期待の若手、来季正式フル参戦デビュー予定の逸材が表彰台へ。

7. Jordi Tixier (Kaw)…6-8
8. Brian Bogers (KTM)…10-6
9. Ben Watson (KTM)…8-14
10. Thomas Covington (Kaw)…14-9

 

2015 FIM MX2 POINTS STANDINGS
(After 12 of 18 races)
1. Jeffrey Herlings…423 – ガイセル、ギヨーの転倒もあり、欠場も依然、46点差のリード! アンスティのことを快く思わない(笑)ヘーリングスも今回はアンスティに感謝しているはず(笑)

2. Tim Gajser…377 – タイトル争い上、重要な一戦での転倒や負傷は不運としか…

3. Valentin Guillod…352 – スタート出遅れ、転倒もあり、僅かに残されていたタイトルへの望みは絶たれた形に。

4. Pauls Jonass…351 – 一気にランキング3位が射程距離に!

5. Jeremy Seewer…345
6. Jordi Tixier…334
7. Max Anstie…312
8. Julien Lieber…278
9. Aleksandr Tonkov…256
10. Dylan Ferrandis…205

 

 


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