ビデオ&スタッツ|2023 FIMモトクロス世界選手権 MX2チャンピオン アンドレ・アダモ

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2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズで、MX2クラスで自身初タイトルを獲得したイタリア人ライダーのアンドレア・アダモ(20歳)。GP参戦3シーズン目、レッドブルKTM移籍初年度のGPタイトル獲得です。

昨年までのMX2クラス2冠王者トム・ビアルが活躍の場をアメリカに移すこととなり、白羽の矢がたったのがアダモ。その期待以上の活躍で王座を手にすることに。レッドブルKTMライダーとして、KTM 250 SX-Fでタイトルを獲得した10人目のライダーとなりました。

 

【MX2 ポイントランキング】
1. Andrea Adamo (ITA, KTM), 826 points – 初GPタイトル獲得
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 759
3. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 755
4. Liam Everts (BEL, KTM), 734
5. Lucas Coenen (BEL, HUS), 577

タイトル候補最右翼のヘールツ(ヤマハ)、昨年ランキング3位ランゲンフェルダー(GASGAS)を中心に争われることが開幕前から予想されていた今季MX2クラス。

実力・実績ともにヘールツが飛び抜けた存在であることはシリーズ開幕早々、証明されますが転倒自滅という悪癖が今季も露呈される結果に(2度の骨折欠場)。ランゲンフェルダーにも骨折欠場があり、コンスタントにリザルトを残してきたアダモの存在にシリーズ中盤以降はスポットライトが当たることとなります。ヘールツとランゲンフェルダー以外にもチームメイトのエバーツやデ・ウルフ(ハスクバーナ)というタイトル争うライバルたちの負傷脱落もあり、最終戦を前に地元イタリアGPで見事チャンピオン獲得となりました。

タイトル獲得を記念した、ビデオとスタッツまとめをシェア。エンジョイ!

 

【アンドレア・アダモ 2023 MX2クラス 全19戦 スタッツ】
・総合優勝 2回
・総合表彰台 11回
・レース勝利 4回
・ホールショット 3回
・予選レース勝利 1回
・ワーストレース順位 13位
・ノーポイントレース 0回

少々寂しい印象のチャンピオンとしてのシリーズスタッツではありますが、ランキングトップ10ライダーで全戦出場は、3名のみというサバイバルシリーズを考慮すると、ヘールツに次ぐ表彰台登壇回数2位(11回)という安定感がアダモの最大の強みとなりました。

 

タイトル確定後の最終戦イギリスGPには、ゼッケン1番ではないもののMXGP王者プラド同様にゴールドゼッケンで出走。

フルサイズへステップアップ直後には、渡米しガイコホンダのサポートを受けて全米最大アマチュア選手権ロレッタ・リンにも出場経験あり。

 

下記のMXGP公式版ビデオも併せてシェア。

 

 

Ray Archer


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