たまモト|2023 全日本モトクロス選手権 第5戦 北海道大会 直前SP「ゴルフ編」

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猛暑だったり大雨だったり荒ぶるお天気が続いてますがモトクロスファンの皆さんは元気にお過ごしですか? 全日本モトクロスIAライダーは今シーズンの折り返し地点7月末の北海道大会に向けて準備の真っ最中だと思います。そんな中、たまモトではレースからちょいと離れた話題をお届けします。

 

 

第3戦SUGO大会の選手プロフィール紹介文のためライダーにお話を伺っていた4月、複数のライダーから出たのが「ゴルフ」のお話。モトクロスライダーとゴルフってなんだか繋がらなくない?って思う方もいらっしゃるかもですが、全日本ライダーに限らずAMAライダーの間でも何年周期かでゴルフブームが起きるほど、ゴルファーライダーは多いんです。

全日本だと20年くらい前にいちど大きなブームが起こって、いろんなライダーの車のトランクにゴルフクラブが覗いていました。その時は釘村太一選手や出原忍選手がオリジナルのゴルフシャツ(ポロシャツ)を作成販売されたりもしたんですよ。どんだけ熱心だったんだ(笑)。

今年はどうもそれ以来の大きなブームが来ているらしく、ゴルフにハマっているというライダー数名にお話を伺ったのですが、そのうちだんだん『ゴルフとモトクロスの意外な共通点』が見えてきました。それがなかなか興味深かったので紹介させていただきますね。

まず最初は、この話題の発端となった大城魁之輔選手のお話から。

 

■大城魁之輔

たま:今回のゴルフブームは誰が発祥なの?
大城:発祥はわかんないんですけど、僕ら(中部のライダー)はシーズンオフの冬に「コンペをやろう」みたいな話をいただきまして。それで、僕とか福村錬とか道脇白龍とか柳瀬大河とかが「じゃあ、始めるか」みたいなカンジで始めたのがきっかけですね。

たま:じゃあ中部の若手ライダーは皆さんやってらっしゃる?
大城:そうですね、それがきっかけでみんな始めたんですよ。で、トッチくん(富田俊樹)とかは元々上手なんですよ。アメリカ行ってた時にやってたみたいで僕らとはレベルが違うんですよ。あとは池本凌太くんとかも僕らより全然前から初めてるんで上手くて。気がついたらIAライダーみんなやってるんですよね。「あ、僕らがやってなかっただけなんだ」って思っちゃいました。

たま:思ってた以上にライダーのゴルフ人口が多かったんだ?
大城:はい。で、ゴルフ始めてみたら、関東でも…僕、関東行くこと多いんですけど、関東でも中島漱也がやってるし、村野晟弥とかもやってるんで関東の仲間ともけっこうゴルフやってますね。

たま:面白い?
大城:いや、楽しいっすねえ。この前(4月)横澤拓夢くんと漱也とラウンド行って… その辺は結構いい勝負なんですよ、その時は負けちゃったけど。もともとやってた人と新しく始めた僕らと重なってブームが熱いんじゃないですかね?きてますねえ、ゴルフブームが。

たま:きてますか。(笑) 実際のところモトクロスに活かせるものがあったりするんですか?
大城:そのへん正直わかんないんですけど。僕、趣味って結構必要だなって思ってるんですよ。ゴルフのいいところは何と言っても『安全』です。ほとんど怪我がなくて。他のスポーツに比べるとあんまり疲れないんで。ゴルフ特有の疲れはありますけども激しくないんで。体に優しいのでオフの日にやるのにちょうどいいなって。岡野聖くんとかめちゃめちゃうまいですからね。トッチくん(富田俊樹)とかもうまいんですよねえ。うまいと余計楽しそうなんですよ。こんだけ下手でこんだけ楽しいんだったら、上手くなったらどうすんだろうなと思って (笑)

たま:上手い下手はどの辺で決まるんでしょう?
大城:やっぱメンタルが大事ですよね。18ホール保つメンタルですよね。僕がゴルフにハマった一番の理由なんですけど、僕みたいな低いレベルでも勝ち負けを争ってるわけですよ。本コースいけば18ホールとか、僕らのレベルだとショートコースがちょうどいいんでショートコースに良くいくんですけどショートは9ホールじゃないですか。で、そういう低いレベルでも勝つと嬉しい。本コースなら18ホール、ショートコースなら9ホールあるんで崩すとそれなりに響くわけですよ。全部を戦って1ホール1ホール繋げての勝ったり負けたりなわけじゃないですか。で、それで勝つとですね、なんかその…チャンピオンをとった気分になるんですよ。

たま:達成感がすごいのね?
大城:レースに勝つのと近いっていうか。1戦1戦が1ホール1ホールみたいな感じで、1ホールでもうまくいったりするとそれこそ僕らレベルだとパーとか出たりするとそれだけで嬉しいんですよ。で、それを繋げて、ダメなホールとかでもダメなりに押さえて、トータルで勝つと嬉しさがチャンピオンとったみたいな嬉しさになるんです。積み重ねて獲ったような、チャンピオンシップを獲ったような。

たま:それを毎回味わえるわけだ? そこがハマる理由なわけだ?
大城:勝てば、ですけど。そこが唯一… おもしろいでございますよ。

たま:そうやって積み重ねることの大事さとか組み立てていくこととかを学んで、それが今年のレースに生かされるといいなと
大城:そういうことでございますよ。それでいくと今年は最初の2ホールがちょっとうまくいかないショットがあったりしてるんですけど、でも、いいショットも打ててるよね、と。いいショットも打ててるからここで気持ちを落とさずに次のホール次のホールに行くことが大事だなと。

たま:なるほどそういうことか。ちゃんとゴルフに学びがあったということですね?
大城:学びはあるのでございます。でもまあ、結局は気分転換ですよ(笑)

たま:最後にひっくり返しましたね(笑)

 

以上が4月の第2戦終了時点で大城魁之輔選手が語ってくださったお話。その後の第3戦SUGO大会ではヒート2で2位表彰台の総合4位、第4戦の中国大会では転倒負傷されてノーポイントでした。しかし今月末の北海道大会には負傷から復帰してご出場されるとのこと。この怪我が失敗しちゃったラウンドだとしたら、残りのラウンドでどう巻き返してこられるのか。ゴルフで学んだ「積み重ね」がそこに活きてくるのかもしれませんね。

次は、大城選手のお話にも出てきた中島漱也選手。お話を伺った春先は他の若手ライダーにゴルフでも頭一つ抜きんでているとのことでしたが…

 

■中島漱也

たま:いろんなライダーとゴルフの話をしてると、必ず中島くんの名前が出てくるんですけど…
中島:まじですか〜! いやあ、たしかに今(4月)僕はシーズンインしてますね、ゴルフのほうも(笑)。なかなかオフにできなくて。

たま:いつぐらいからやっておられる?
中島:1年前くらいに知り合いからゴルフクラブをもらって、やってはいたんですけど、今ほどはどっぷりハマらずに…でも面白くてなんとなく続けてたってくらいだったんです。それがここ最近…年末に魁之輔くんが「ゴルフやる」って言い出して…魁之輔くん、年末に僕の家に長くいたことがあったんですね、それで一緒にゴルフもやるようになって。あとは、僕のゴルフ友達に村野晟弥がいるんですけど彼はゴルフがめっちゃうまくて。僕の中では晟弥はゴルフの国際A級なんですよ。で、僕はその晟弥にずっと食らいついて、シーズンオフにモトクロスと同じくらいゴルフもやって、そんなこともあって今はゴルフにどっぷりハマっちゃってますね。

たま:どこがハマるポイントなんでしょう?
中島:みんな同じこと言ってると思うんですけど、(今、ゴルフにハマってる)みんなで勝負するとだいたい始めたばかりくらいのメンツなんで同じくらいのスコアなんですよね。そんなメンバーで周ると最終ホールとかで一打差とか同点とかいう状態になるんで、めちゃめちゃ緊張するんですよ。もう、すごい緊張しちゃっていつもできてた振りに違和感を感じちゃったりとかして。そういうメンタル面というか緊張感がモトクロスのそれと似てるんです。「こういうの他のスポーツでも味わえるんだ!」って発見があって。あと、もう一つの魅力としては、18ホールで勝負が決まるんで(モトクロスの)シリーズ戦みたいなカンジなんですよね。

たま:(笑) それね、魁之輔くんも全く同じこと言ってました。
中島:やっぱそうっすよね! その1戦勝負じゃないってところが、勝った時の嬉しさがもうチャンピオン(を獲った時と同じ)ですね。

たま:ほんとに同じことを魁之輔くんも言ってて、18なり9なりのホールを周ってここで一回失敗してもその後の組み立て方で立て直して勝つことができるとものすごく嬉しいって。
中島:そうなんですよ。やっぱ、どっかで崩れるんですよね、調子良くてもどこかでミスショットするとそこでけっこう流れが変わったりとかあるんですけど、それをうまく立て直せたりとかするとめちゃめちゃ嬉しいんです。だから、頭を使うんですよね。今、こうだったから次はこうしてみたら…とかそういう工夫がスコアにモロに出るんで、実力世界っていうんですかね、運とかじゃないんで。そこがめっちゃ面白いです。

たま:モトクロスで1年通してやってることを1日でやろうとしてるってことですね。
中島:そうですそうです!! だからめちゃめちゃ濃い1日になるっていう。あの、魁之輔くん自分では言わないと思うんで僕がここでぶっちゃけちゃうんですけど、今(4月時点)一番熱心なのが魁之輔くんで、スクールとかめちゃめちゃ通うんですよ。僕らだいたいは我流なんですけど、彼はスクールバンバン通って、クラブとかウエアにもお金かけてるんですけど、でも一番へたくそなんです。(笑)

たま:(笑) そういうトコもちょっとモトクロスに通じるかもね、マシンやパーツやウェアにお金かけたからって勝てるものじゃないんだよ、みたいな。
中島:そうですね、結局は腕なんで。そんな風にライダー仲間とやるのはほんと楽しいんですよね。

たま:レースで戦っているとその人の戦い方も見えてくるじゃない?
中島:そうなんですよ、なんかわかるんですよ(笑)。僕、横澤拓夢くんともよく一緒に行くんですけど、拓夢くんはやっぱちょっと経験値が上なんでゴルフでも崩れないですね。僕は前半調子良くて拓夢くんよりスコアが上にいても、どっかで崩しちゃったりとか立て直すのに時間かかっちゃったりとかするんですけど、拓夢くんはすぐ修正していい感じでポンポンポンって行くんで僕、勝てないんですよ。そういうところもモトクロスに似てますね。

たま:そういう意味ではお互いを研究できるよね。
中島:そうですね! だから面白いですね。違うスポーツでもモトクロスしてるみたいで。

 

と、ゴルフを熱く語ってくれた中島漱也選手は、開幕戦でIA初優勝、その後のオフビ、SUGOでも2位表彰台をゲットするなど好調でしたが、せんだっての第四戦広島では転倒などもあり総合11位。こちらも試練に直面する形となりました。ここからどう立て直していくのか、ゴルフと同じく「頭を使って」巻き返してほしいところです。

※編集注:中島漱也選手から、全日本モトクロス選手権 第5戦 北海道大会欠場のアナウンス。

次にお話を伺ったのは、二人から「レベルが違う上手さ」と称えられた富田俊樹選手。

 

■富田俊樹

たま:第2戦オフビのトークショーでゴルフネタで笑いをとっておられましたが(笑)、なんだっけ「穴があったら入りたい」、「穴に入れる練習はできてるんですけど」だっけ?
富田:うまく落とせたなって思っててあのトークショー(笑)

たま:大倉くんは「富田さんと能塚さんからなんか面白いこと言えってプレッシャーがすごくて。でも、僕球技が苦手なんで…(ゴルフの話を上手く受けられなくて)」って困ってましたよ。(笑)
富田:あ、そうなんですか(笑)

たま:今回いろんなライダーからゴルフの話を聞いたんですけど「とっちさんは上手い」って声が多くて。
富田:いやいやいや… そんなことないですよ、長くやってるだけですよ。

たま:どんぐらい?
富田:アメリカ行った時くらいからですよ。アメリカ行く前にDUNLOPから一式もらって、その時は「やんないんだけどな…」って思ってたんですけど、アメリカで時間がある時、向こうは(コース料金が)安いし、下田丈もちょうどその時ハマってて、練習の後に一緒に行ったりとかしてるうちに楽しくなってきて。そっからですね。だから、2017年くらいからかな。

たま:じゃあ、5年とか6年とかそのくらい。
富田:そうですね。

たま:魁之輔くんが「なかなかトッチくんには勝てないんですけど」って言ってましたよ。
富田:いやいやいや。でも、めっちゃ練習してますよ、あいつは。

たま:なんかね、ショートホールで9、フルだと18周る時に1回くらい落としても次で巻き返すとかいうその組み立てがね、全日本のシーズン走るのと似ているから、最終的にいい結果が出た時にチャンピオンとったみたいな気持ちになるんですよって。
富田:はいはいはい、わかります。ほんとにいろんなことが(モトクロスと)重なってて、最終的なスコアを考えながらプレイしたら崩れるんですけど「そのホールいいスコアで上がる」もっと言えば「一打、気持ちいいショットに集中する」みたいにやっていったほうが、気づいたらいいスコアで…ってこともあって。全日本も開幕戦からチャンピオンとるを連呼しててもダメな気がしますね

たま:学びがあるんだね。
富田:はい、めちゃくちゃあります。

たま:メンタルな部分で学べるんだね。
富田:それはかなりあると思いますね。一つのショットの中でも「これとこれとこれは意識してやろう」みたいな。例えば「頭の位置はここで」「ここに集中して」みたいな。ライディングでも3〜4個課題をもっていつもやってるんですけど、無茶苦茶調子悪かったレースを振り返ると「あれとあれができてなかったなあ」みたいな。ゴルフも一緒でめちゃくちゃダメなショット出たら「うわあ、あれやってなかった集中してなかった」みたいな。

たま:ゴルフの場合もフォームをすごく大事にするじゃないですか。そういう部分がモトクロスの「走りの課題」をクリアしていくのと近い…のかな?
富田:そうですね。で、身についたものを打ちっぱなしでひたすら叩き込む感じも、モトクロスの普段の練習と通じるなと思いますね。

たま:なるほどね。頭使わないでも身体に染み込ませるための反復練習で本番に力を出せるようにする、みたいなそういうところに通じるんだ?
富田:はい。あと、前半スコア良かったからってお昼休みに調子に乗ってビールのむと後半崩れるっていうのも(笑)

たま:そういうのも考えて…っていうよりは気がついたら似てたっていうことなんですね?
富田:そうですね。そうだろうなと思って始めたわけじゃなくて。

たま:やってみたら思いがけず共通する部分があって学びも多かったと。
富田:はい。

たま:じゃあ、いまのところはトッチがモトクロスもゴルフもトップクラスに君臨している感じで…
富田:(笑)ちょっとシーズンオフにライダーコンペとかやってみますか?

たま:あ、いいですね!私、ギャラリーとして行きますよ。今はどうか知らないけど私がアメリカ取材に行ってた頃はラスベガスのスーパークロス最終戦の後にAMAライダーがゴルフコンペをやってたんですよ。
富田:全日本でも昔チャリティー(コンペ)やったりしてましたよね。

たま:ありましたね。それに倣ってこのシーズンオフにはぜひ!
富田:やりたいですね。考えておきます。

 

と、瓢箪から駒で富田選手主宰のゴルフコンペが開催されるかもという面白そうなお話も飛び出てきました。ファンにとっては意外な楽しみとなるかも。

昨年のチャンピオン、富田選手は今シーズン、IA2チャンピオンのジェイ・ウイルソン選手が同じクラスに上がってこられたことや、マシンがフルモデルチェンジして「ちょうど3年前にHONDAからYAMAHAへ乗り換えた時みたいなカンジ」でいろいろご苦労されているようなんですが、それでも徐々に調子を上げて現在ランキング2位(日本人トップ)。連勝のジェイ選手に後半戦なんとか一矢(二矢でも三矢でも)報いていただきたいところです。ここ数年の富田選手の強さの秘密のひとつとしてメンタルトレーナーさんの存在があったということは以前ご紹介したと思うんですが、今シーズンはそのメンタル面の課題が今までとは違った軸にシフトしたそうです。そのあたりの打開策の緒(いとぐち)が見つかった時にまた一回り大きくなられるのでは?という気がしています。

さてここまでは、今現在ゴルフにハマってるライダーのお話。ここからは、そうじゃないライダーに聞いたお話です。

 

■内田篤基

たま:いろんなライダーからゴルフの話を聞いてるんですけど、内田くんはゴルフやってないの?
内田:ああ、みんなやってますよね。僕はやってないんですけど一応セットは持ってるんですよ。やろうかな〜とも思ってるんですけどなかなか時間が作れなくて…

たま:忙しそうだもんねえ。
内田:そうなんですよ。

たま:魁之輔くんによると、ゴルフで18ホール回っていて、いい時も悪い時もあってそれをうまく纏めて勝った時の達成感がチャンピオン獲った時に似てるんですって。
内田:ああ、それはわかる気がします。モトクロスライダーって何やってても「モトクロスだったら…」って寄せてくところがあるんですよね。例えばボウリングとかやってても…ボウリングも1ゲームに10フレームあるじゃないですか。そこで1フレーム失敗しても後で巻き返すとか… そういうのをレースに寄せて考えちゃうんですよね。常にそういうことばっか考えてるなって思いますね。(笑)

たま:普段、遊んでいる時でも常に頭の隅にモトクロスがあると?
内田:そうですね。

たま:モトクロスライダーや関係者だと共通言語にモトクロスがあるから、他のジャンルの話する時もモトクロスに例えちゃうとこありますしね
内田:そうです、そうです。それですぐ通じちゃうから楽なんですよね。(笑)

 

というわけで、内田選手のようにやろうかなと思っていてもまだ手を出していないライダーもいらっしゃるんですね。他にも、鴨田翔選手は「中島漱也に誘われてゴルフグッズ買いそうになりましたけど、そこで思いとどまりました。もうちょっとモトクロスをがんばってからって思って。がんばって勝って賞金で買おうってカンジですね」っておっしゃってましたし、大倉由揮選手のように「昔から球技が苦手で、ゴルフも魁之輔に誘われて打ちっぱなしにいっぺんだけ行ったんですけど全然だめで。改めて自分は球技にむいてないんだなって思いました(笑)」なんて方も。そして、現在の現役ライダーで唯一、前回の全日本ライダーゴルフブームをご存知の小島庸平選手にもちょこっとお話を伺ったところ「俺が始めたのは釘村さんや出原さん、成田さんら先輩ライダーに『お前もやれ』って言われて始めて、楽しいとかそんなんじゃなかったですね。サラリーマンの接待ゴルフみたいなモンですよ。俺は今の若い奴らとは(ゴルフ)やらないけど、あいつらはあいつらで楽しそうにやってるから俺らの時とは違うな〜って思って観てますよ(笑)」とのこと。意外なジェネレーションギャップも見えてきました。

そんなこんななライダーのゴルフブームネタ、意外に興味深い話が伺えたんじゃないかなと思います。内田選手とのお話で「結局のところ、どんなジャンルでもモトクロスに繋げちゃうあたり、IAライダーになるような人はみんなモトクロス馬鹿なんだね」と言って笑い合ったんですが、結果的にはそこに行き着いちゃったなと。

そうこう言ってるうちに今月末には今シーズンの前半戦ラスト・北海道大会となります。海外ライダーの強さ、怪我人の多さなど波乱万丈だった前半戦の折り返し地点を前にどんなレースになるのか、とても楽しみです。ここまでの4戦、調子が良かったり悪かったりをこの先どう纏めていくのか、それぞれのライダーのスコアを横目に観戦させていただきたいと思います。

 

たまモト – The Newsmoto


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