モトゴシップ|Beta(ベータ)「AMAスーパークロス参戦発表」新ライダー契約

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近年、モトゴシップとして欧州バイクメーカーのモトクロスレース界進出&AMA参戦の噂が度々話題となってきた中、イタリア発「Beta(ベータ)」が正式にAMAスーパークロス参戦を発表しました。

 

 

「Beta(ベータ)」は、約40年ぶりに2021年から FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズにファクトリーチームとして参戦。満を持して、2024年からAMAスーパークロス参戦を表明。チームの正式名はドイツのオイルメーカーLiqui Molyを冠スポンサーに迎えた「The Liqui Moly Beta Racing Team」。

併せて、AMAトッププライベーターの一人、ベニー・ブロスと2年契約も発表。長い手足を活かしたライディングでAMAスーパークロス新人賞獲得経験のある身長約196cmの高身長ライダー。チームは2名体制を予定しており、残り一人のライダーは未定。

チームはAMAスーパークロス参戦に注力するとのことですが、AMAモトクロスへのスポット参戦の可能性にもリリース内で触れられていました。

 

 

AMAスーパークロス期間中にベータ側から接触があったブロスですが、シリーズ終盤戦での負傷でマシンテストは延期。FIMワールドスーパークロス参戦契約内定の状況下でのベータからの2年契約の申し出にFIMワールドスーパークロス参戦オファーを断り、マシンテストをしない状況でベータとの契約締結となったとのこと。

トップライダーのような複数年契約の機会を最優先したとコメントしています。長年プライベーターとしてレースを続けてきたブロスの約束されたレース参戦体制を求める気持ちは十分に理解できるものでしょう。

 

 

MXGPシリーズでは参戦3年目を迎え、実績やデータを積み重ねているベータ。オフロードバイク最大の市場、アメリカ進出にあたり、AMAモトクロスではなく特有のマシン作りが求められるAMAスーパークロス参戦のみというチーム体制には少々驚きもありますが、イタリアチームの新チャレンジに期待です。

テストライドを終えた後のブロスのコメントは、車体とサスペンションがバランスよく優れており、高身長の自身のライディングにも好相性だったとのこと。

同じく、2024年にモトクロッサーをデビューさせる予定のトライアンフ。モトクロス界進出の噂が絶えないドゥカティの存在もあり、今後の世界最高峰レース界の勢力図に大注目でしょう!

 

モトゴシップ|イタリアメーカー「Beta(ベータ)」FIMモトクロス世界選手権 MXGP 参戦発表

Beta Motorcycles


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