ホンダ公式発ドキュメンタリー|MXGP王者ティム・ガイザー『My Ride, My Life』

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2021 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ 最高峰クラスのMXGPクラスへディフェンディングチャンピオンとして挑む、V4王者ティム・ガイザー。幼少期のバイクとの出会い、そして家族のモトクロスライフ、今日のレースキャリアに至るまでを過去のハイライトシーン映像と美しい故郷スロベニアでのライディング風景とともに。落ち着いた自らの口調で語られる好ドキュメンタリー作品です。

 

 

「私の最初のバイクとの記憶は、2歳半のときに家族と一緒に海に行った際、小さなホンダ50を見たことです」と、ガイザーは穏やかな笑顔で語ります。バイクに囲まれて過ごしたこれまでの人生について話を聞くと、感情が湧き上がってくるのが伝わります。「父が私をバイクに乗せ、アクセルとブレーキを教えてくれて、それから私はバイクに乗り始めました」それが全ての始まりです。

 

その幼少期のバイク初体験、そして24歳でモトクロス世界選手権での4つのタイトルを獲得することになるとは、その時は誰もが知る由がなかったのです。

 

 

スロベニアでのモトクロス普及にも尽力いているガイザー。実際、彼は自分が活躍したスロベニアのモトクロスコースを所有しており、将来の世代が彼のように大きな夢を持てるようにと願っています。「以前、スロベニアではモトクロスはそれほど人気がありませんでした。しかし今では、成功を収めたことで、より多くの人々がこのスポーツを追いかけ始め、子供たちでさえも、自分たちは何か大きなものになれると信じ始めています。何かが良い方向に変化しているのを目の当たりにすると、自分がその一部であったことを誇りに思うのです」とコメント。

 

優等生を通り越した、素晴らしい考えと行動力に胸アツです!

 

 

ビデオでは触れられていませんが、ガイザーと家族、父親との結びつきを語るに欠かせない話があります。ガイザーのゼッケン「#243」は亡くなったお兄さんの誕生日に由来することは知られていますが、そのお兄さんが一緒にライディング中の父親とジャンプで接触して亡くなったのは、これまであまり知られていない事実。ガイザー自身もこれまでコメントはほとんどありませんでした。

 

ガイザーが生まれる前の出来事で、ガイザーは亡くなった兄を「天使」という言葉を使い、レース前にいつも祈りを捧げるそうです。父親との二人三脚の様子はMXGPだけでなく全日本モトクロス選手権参戦時にも見られました。悲劇を乗り越えた家族の絆がガイザーの強さの理由のひとつなのかもしれません。

 

 

KTMからホンダ移籍後の2014年以降、すべてのCRFに乗っており、自身のコースでのトレーニングキャンプで若者をサポートする際には、小さなCRF150Rも乗っています。彼のお気に入りのホンダのマシンとは?「ホンダはこれまでのマシンで本当に大きなステップを経てきました。答えは、今私が乗っている2021年モデルのレースマシンです」。今季、ガイザーは5度目のGPタイトル獲得に挑んでいます。

 

レース日にカメラが密着|MXGP王者ティム・ガイザーの一日

Honda Pro Racing/@ShotbyBavo


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