モト・マウントラシュモア|モトクロス界を象徴する「4大」レジェンドは誰だ?
サウスダコダ州マウントラシュモアに刻まれた巨大な4名のアメリカ大統領の顔。一度は目にしたことあるかとは思いますが、左から順にワシントン、ジェファーソン、ルーズベルト、リンカーン。それぞれがアメリカの誕生、拡大、保護、発展の象徴として巨大な岩山に刻まれているのです。とここまでは浅い知識と簡単に調べれば、秒速でたどり着く情報。
この4名のアメリカ大統領とその象徴を例として、アメリカではバスケットボールやメジャーリーグベースボール、アメリカンフットボール等のスポーツや各ジャンルのレジェンドや重要人物を4名挙げる「マウントラシュモア質問」が古くから定番中の定番としてあります。エンターテイメント界でもよく目にするものですね。
今回は、AMAモトクロス中継内で紹介されていた「モトクロス界のマウントラシュモアは誰だ?」コーナーで、現役トップライダー達が悩みながらも答えていく様子をまとめたビデオをシェア。答えるライダーはオズボーン、フェランディス、トマック、シアンサルーロ、バーシア、バゲット、マーティン兄弟、ローレンス兄弟等、合計19名。
各ライダー、これまでのレースキャリアやバックボーンが反映されたセレクトは非常に興味深いものとなっています。スタントン、オマラ、ハンナという激渋すぎるセレクトは一体誰なんだ?(笑)エンジョイ!
現役世代の回答ということもありますが、記録として数字で実績が証明できるカーマイケル、マクグラスは基本として、現代モトクロスライディング最先端を作り上げた人物としてスチュワートも多く選出されてくるのは改めて納得ですね。思いつくまま答えるライダーや忠実にその象徴に沿って答えるライダーもいて面白い。
世界のレースファンが観戦するレース中継内でこのようなコンテンツが成立するなんて…。USモトクロス界のモト文化度の高さが羨ましい限りです。
ヨーロッパのMXGPからアメリカに活動を移しているフェランディスやアンスティ、MXGP参戦経験豊富なオズボーン等はGP最多10冠のエバーツや9冠カイローリを選んでいる点はこのコーナーを深みのあるものとしてくれています。
スタントン、オマラ、ハンナを選択していのは、ジェレミー・マーティン! 兄のアレックスと共にオールドMXファン胸アツの人選は、これまで以上にファンになってしまいそうです(笑)。他にもライダーの個性やレースに対する考えも反映されていて是非とも来シーズンも継続希望のナイス企画。期待です!