モトゴシップ|国別対抗戦「2020 モトクロス・オブ・ネイションズ」アメリカ代表チーム不参加
2020年 国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」への不参加をアメリカ代表チームを派遣するAMAから発表されました。国内外レースシーンはコロナ禍での様々な対応を強いられているのですが、不参加は非常に残念なニュース。
近年は優勝から遠ざかっているもののネイションズ最多優勝国(13連覇・7連覇含む22回優勝)にして、最も注目と人気を集めるアメリカ代表チーム。ネイションズの興行面での成功にも欠かせない「主役」の不参加が正式発表ということで多方面に大きな影響を及ぼす可能性も…。
モトゴシップ|「サプライズ感アリ」2020 MXGP 8月再開「新レースカレンダー発表」
アメリカ代表チーム不参加は 2001年の9.11テロの影響によるものも含めて、今回が初めてものではありません。上記記事リンク先内でも触れたようにモトゴシップ的には、世界規模のコロナ禍での渡航禁止や物流の制限が現在でも行われている状況下ということと、レースカレンダー再調整中のAMAモトクロスシリーズの日程問題もあり、ネイションズ参戦は現実的ではないのでは? という内容が、AMAスーパークロスシリーズ再開のタイミングから囁かれていたのでした。
リリースの内容も上記モトゴシップと同内容に加え、財政面の問題も不参加の理由として挙げられていました。同時に、明るい点としては 2021年大会への参加意向を確認。
2020年 国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」、新型コロナウィルス感染拡大による影響で、今大会そのものの開催もフランスからイギリスに開催国が変更されたばかり。さらに、アメリカ同様に参加国が減少されることやMXGPシリーズのラウンド数減少の可能性も否定できない状況で、レギュレーションやフォーマット変更の可能性も示唆されています。具体的にはネイションズでの個人獲得ポイントが、MXGPシリーズのポイントランキングにも反映されるというようなものも…。
アメリカ代表チームの不参加表明、8月上旬からのMXGPシリーズ再開を受けて今後もネイションズ今年度大会に関するトピックは続きそうです。勝っても負けても注目のアメリカ代表チーム不在のネイションズ、異例の開催が予想されますが、一体どんな形での大会となるのでしょうか? 日本代表は…?
Ray Archer, Juan Pablo Acevedo