ヤバすぎるスキル|イーライ・トマック「驚愕リズムセクション」2020 ソルトレイクシティ3SX

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2020 AMAスーパークロス 第13戦 ソルトレイクシティ3SX(全17戦)、降雨の影響受けたスーパークロスコースはワダチが多く、限られたレーシングラインを外すと大きなリスクにつながるライダー泣かせの難コース。そんな路面状況ながら、早くも今季ベストバトルとも言われる首位バトルがイーライ・トマックとクーパー・ウェブとの間で繰り広げられました。

 

 

オープニングラップからフィニッシュまで僅差で争われた何度も順位を入れ替える激烈バトルでしたが、最終的にトマックが勝利を大きく引き寄せる結果となった「ヤバすぎるスキル」な瞬間をシェア。マディなSXこーすながらもレース終盤に満を持したかのように繰り出したトマックの飛びっぷりは必見なのです。エンジョイ!

 

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計11個のジャンプが連なるリズムセクション。最初のダブル以降の9連ジャンプ、3個飛びするライダーはいましたが、レース終盤に「3・3・3」で攻略したトマックがこのパッシングで2度めの首位浮上。残りのラップでウェブの反撃を抑えきり今季7勝目。レース後のコメントではウェブもこのパッシングはトマックが一枚上手だったことを認めているほどのヤバすぎるスキル。

 

 

バトル時の勝負強さが持ち味でもあるウェブ。トマックのパッシングとほぼ同時にラインを切り替え、反撃開始出来る試合巧者ぶりも注目すべき点。トリプル後のリズムセクションで再逆転を試みるウェブでしたが、上手く牽制したトマックがこの時点で2度目の首位浮上に成功。逆転タイトルに望みをつなぐためにも勝利が絶対条件のウェブ、フィニッシュ後の全力を出し切った様子と落胆した表情が入り交じる姿が印象的でした。

 

4位のオズボーンまで周遅れとし、タイトル争い中のロクスンはベストな体調ではないものの2周回遅れの10位…。3番手のアンダーソンには、40秒以上の大差をつけたトマックとウェブの異次元バトル。タイトル争いは第13戦 ソルトレイクシティ3SX終了時点でトマックが大きくリードした状態ではありますが、両者のバトルは残り4戦のバトルからも目が離せそうにありません!

 

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Octopi Media


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