ヤバすぎるスキル|イーライ・トマック「爆速フープス首位浮上劇」@ 2020 アナハイム2SX

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2020 AMAスーパークロス 第3戦 アナハイム2、今季初優勝を果たしたイーライ・トマックの首位浮上シーンをシェア。1秒以上速いベストラップを武器に圧巻の追い上げ勝利でした。

 

 

スタート直後、16番手からの首位浮上はレース前半の8周目、ベストラップ記録は5周目。猛烈すぎるトマックの追い上げと首位浮上の大きな武器となったのは難所フープスでのスピードと安定感。トリプルジャンプでのスクラブからの完璧なブロックパスもお見逃しなく。エンジョイ!

 

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マルコム・スチュワートも真っ青の爆速感! ロクスンだけでなく、このフープススピードを生かして急激な追い上げを果たしてきたのでした。トリプルジャンプを挟んでの2箇所のフープス、そしてフィニッシュジャンプ手前のドラゴンズバックでのスピードは他のライダーたちを圧倒するレベルのものでした。

 

そして、直接パッシングに至ったブロックパス。このラップ、フィニッシュライン突入時のロクスンとトマックとの差は「1.3秒」。フープスに苦戦していたと語ったロクスンでしたが、トマックのスピードと仕掛けるタイミングを見誤った感は否めず、不意をつかれたように為す術なく首位を譲ることに。

 

 

そして、トマック首位浮上直後フィニッシュライン通過時のトマックとロクスンの差は「0.65秒」。パッシング時のタイムロスは両者にあったものの、都合「約2秒」の差がこのラップ、更にレース勝敗を分けるタイム差となるのでした。

 

その後、最大5秒以上の差を築き上げ、以後はリスクを追わずにレースをコントロールしてチェッカーへ。

 

AMAスーパークロスでは、レースフォーマットが周回数から時間制へと変わり、事実上レース時間は長くなることに。更にマシンの進化もあり、フープスがこれまで以上にコブが削れ、荒れていく状況が近年は続いています。ライダーはレース途中にラインを変えたり、ジャンプしていく攻略法に変更していくことをこれまで以上に強いられている様子が多く見受けら、勝敗を左右することも度々です。

 

ライダーやマシンだけでなく、コース攻略も変化・進化しつづけていくレースシーン。今後もニューモトでは国内外問わず、世界最高峰ライディングやその裏側をフォローし続けていき〼

 

450SXハイライトビデオ|2020 AMAスーパークロス 第3戦 アナハイム2
250SXウエストハイライトビデオ|2020 AMAスーパークロス 第3戦 アナハイム2

Octopi Media


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