モトゴシップ|2020年 Honda モータースポーツ活動計画概要

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昨年のイタリア、ミラノで開催されたEICMA2019(ミラノショー)で、ホンダが2020年の二輪モータースポーツ活動における世界選手権の参戦体制発表を行いましたが、全日本モトクロス選手権含む、国内レースシーンの2020年のモータースポーツ参戦体制と普及活動計画をホンダが発表しました。

 

2020年Hondaモータースポーツ活動計画概要

 

注目は、シーズン中から「撤退」が噂されていた、ホンダファクトリー「Team HRC」と所属ライダー達の去就問題。国内ではモトクロス、ロードレース共にTeam HRC名義でのファクトリー活動はなし。

 

  • Honda Dream Racing Bells – #400 山本鯨
  • Honda Dream Racing N.R.T. – #982 成田亮
  • Honda Dream Racing HAMMER – #555 能塚智寛

 

新たに「Honda Dream Racing」発足。かつてのTeam HRC活動休止期間にも「DREAM Honda RT」名義を用いたホンダチームが存在しましたが、同様の参戦体制となるのでしょうか? 「Honda Dream Racing」の後には個人が所属するチーム名が表記される以前と同様の形式となっています。

 

2019 IA1チャンピオンの山本選手は小島庸平選手率いるBells Racing 加入。成田選手は、N.R.T.。今季はヨーロッパ選手権から全日本モトクロス選手権IA1クラスに挑むことになる能塚選手は、TEAM HAMMER 加入となっています。

 

Ryohey Photography

 

Honda Dream Racing ライダーにはファクトリーマシン(パーツ?)が用意され、所属するプライベートチームとは異なる、ホンダのチームトラックに3選手毎のテントが並ぶようなかつての「DREAM Honda RT」と同様の参戦体制が予想されます。

 

リリースには以下の文章がありましたが、ファクトリーチーム「Team HRC」の活動に関する記載はなし。

モトクロスでは全日本選手権へ参戦するチーム・ライダーの国内合同練習会をはじめ、将来有望な若手ライダーによる海外キャンプや世界選手権への参戦などの育成プログラムを継続します。

via: https://www.honda.co.jp/news/2020/c200110a.html

 

 

2019年、AMAモトクロスシリーズと全日本モトクロス選手権(スポット参戦)した富田俊樹選手の名前はなし。ヤマハ移籍の噂が根強くあります。

 

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