モトゴシップ|チャド・リード「引退表明」2020年シーズン限り

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AMAのみならず、世界のモトクロスシーンを代表するチャンピオンにして、大ベテランのチャド・リードが遂に引退を正式発表。2020年シーズン限りで、フルタイムレーサーとしての活動を終えることを表明。

 

現在、37歳のリード。2020年シーズン、つまり38歳で引退を迎えることとなります。近年は引退説が度々ささやかれる中でも、活躍はAMAスーパークロスに限られるものの表彰台登壇やその人気と実力、存在感は超一級を常にキープ。

 

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リードは現在、AMAスーパークロスメインレース最多出場記録「249」更新中。無事に2020 AMAスーパークロス開幕戦アナハイム1で決勝進出すれば記録は「250」へ。モトゴシップでは、区切りの良い最多出場記録「250」達成後の現役引退説もありましたが… 今回発表されたコメントでは「2020 AMAスーパークロスシリーズ限り」というもので、レースファンとしては嬉しいような寂しいような…。

 

【チャド・リードSX参戦スタッツ(2019年12月11日時点)】

  • SXメインレース最多出場記録「249」
  • SXタイトル獲得回数「2」
  • SXランキング2位獲回数「5」
  • SX優勝回数「44」(歴代4位)
  • SX連続表彰台登壇記録「25」
  • SX表彰台登壇回数「132」
  • SXトップ5回数「160」
  • 優勝果たしたシーズン数「11」
  • SX最年長メインレース出場記録
  • SX最年長表彰台登壇記録

 

SX最年長表彰台登壇記録は、2019年シーズンのトリプルクラウン大会として開催されたデトロイトSXで樹立されたもの。その他、数字の数々も2003年のAMA最高峰SXクラス参戦以降に限定されたもの。AMA125cc(現250cc)時代やその前のMXGP参戦時代、更にその前の祖国オーストラリアでのプロキャリアを含めると更に数字が大幅に上乗せされる計算となります。

 

ちなみにリストにはないSX最年長優勝記録は、2018年デイトナSXでジャスティン・ブレイトンによって樹立された「33歳11ヶ月25日」。

 

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モトゴシップ|マービン・ムスキャン「ヒザ負傷」2020 AMAスーパークロス欠場へ

モトゴシップ的には、先日シェアしたマービン・ムスキャン負傷欠場を受け、代役ライダーとしてレッドブルKTMから参戦の可能性もあるのでは…? というものがありますが、果たして…?

 

現在リードは、マウンテン・モータースポーツという大手2輪ディーラーのサポートを受けるプライベートチームから参戦予定。タラレバですが、2020 AMAスーパークロスシリーズ全17戦で決勝進出すれば… AMAスーパークロスメインレース最多出場記録は「266」へ到達することに。

 

ファクトリーチーム代役ライダー起用やシリーズフル参戦等、メインレース最多出場記録「250」達成後のリードの動向は正直、不透明な部分が多い可能性も否定出来ないでしょう。肋骨を骨折中のリード。2020年シーズン開幕に向けてはもちろんのこと、いつの時代も話題の中心となる存在感。モータースポーツ界を代表する真のスーパースターといえるでしょう。


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