2019 AMAモトクロス王者|250MXクラス「悲願初タイトル」アダム・シアンサルーロ
2019 AMAモトクロス 250MXクラス新チャンピオン、アダム・シアンサルーロ(カワサキ)。プロキャリア初タイトルを祝してリリースされたビデオと今季シアンサルーロの活躍にまつわる「数字」&ギャラリーを併せてシェア。
- プロキャリア初タイトル
- AMAモトクロス250MXクラス、31人目の王者
- 全12戦で表彰台登壇達成。
- 今季総合6勝(最多)
- 今季レース勝利7勝(最多は11勝のフェランディス)
- 3位以内20回(全24レース中)
- ワーストリザルト5位(3回)
- 平均総合順位、1.7位
- 平均順位、2.3位
- メインレースでのホールショット3回
- 平均スタート順位、3.4位
- シリーズ全戦トップ周回数、97周(最多は112周のフェランディス)
- プロデビューから7年目で初タイトル
- 過去レースキャリアの欠場率「4割」強
MXメディアやインターネットの発達もあり、過去現在のモトクロスライダーでキッズ時代から最も注目を集めたのはアダム・シアンサルーロと断言してもいいでしょう。トップアマチュア時代の輝かしい実績はもちろんのこと、キッズ時代からメディア対応含めて大人顔負けの受け答え、素直で愛らしい姿は多くのレースファンから愛されてきました。
2011年のキッズ時代にカワサキとの5年という大型契約はビッグニュースに。ルーキー時代のカーマイケル、スチュワート、パストラーナ以上の知名度をプロデビュー時にほこりながらも度重なる負傷で苦汁をなめ続けてきたシアンサルーロ。2019年 AMAスーパークロス250SX最終戦をポイントリーダーとして迎えながらも自らのミスでタイトルに手が届かなかった悲劇はまだまだ記憶に新しいところ。
スーパークロスを得意とする印象強かったシアンサルーロですが、今季のAMAモトクロスではこれまでとは別人のような安定感を披露。その安定度は上記リストの通りです。奇しくもディラン・フェランディスがAMAスーパークロス250SX同様にシアンサルーロを追い続ける展開に。プレッシャーや自身との戦い、これまでの不運をも乗り切った力強さで見事プロ初タイトル獲得。250キャリア最後のシリーズで悲願のタイトル獲得となりました。
これまでのキャリアの経緯を知れば知るほど、シアンサルーロの雄叫びや歓喜の様子は感慨深いものに。クリーンなレースを身上とし、メディアへの対応、ファンとの交流もオープンで真摯なスタンスはシアンサルーロの魅力。ファン、スポンサー、レース業界から愛されるシアンサルーロの今後のレースキャリア、これまで以上に期待しましょう!
タイトル獲得レースとなった最終戦アイアンマンでのシアンサルーロの活躍に密着した、タイトル獲得記念ビデオも併せてシェア。歓喜の瞬間お見逃しなく。エンジョイ!
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