19 スプリングモデル|USシェア No. 1 ゴーグルブランド「100%」インプレッション
1980年代初頭にケーブルガイドや断熱材、クリアデカールのブランドとしてスタートした「100%」。80年代のAMAスーパークロスの洗礼を受けた世代の方であれば、トップライダー達が身に付けていた赤と青の背景に100%グラフィックのロゴマークは強く印象に残っているのではないでしょうか?
「ハンドレッドパーセント」というブランド名、日本では「ヒャクパー」という響きの良い通称でもおなじみ! 因みに「100%」の100は “ハリケーン” のニックネームで知られた、ボブ・ハンナの1981年のゼッケンナンバーに由来します。
2012年にゴーグルブランドとしてリブランディングされた「100%」。飽和状態と思われていたゴーグル市場において、またたく間に国内外でシェアを拡大。ハイセンスかつ積極的なブランドプロモーションの成果もあり、現在ではオフロードバイク最大のマーケット、北米で最も販売されているゴーグルブランドにまで成長。AMAではマービン・ムスキャン、クーパー・ウェブ、ディーン・ウィルソン、コール・シーリー等のトップライダーを抱え、ガイコホンダやスターレーシングヤマハのトップチームとも契約。
購買意欲そそる秀逸デザイン&カラーバリエーションの豊富さ、レンズ等パーツの汎用性の高さ、各モデルが比較的リーズナブルな価格帯で提供されている点も人気の秘訣でしょう。
今回は注目のゴーグルブランド「100%」のフラッグシップモデル「RACECRAFT PLUS」をインプレッション。
インプレの舞台は茨城県のMX408で昨年末開催の「2018 一将祭」。当日の天候は晴れ。路面はベストコンディション。レースも含めて、3度の走行を行い、最後の走行では西日の影響で日陰が出来る状況でした。
モトクロス用ゴーグル上位モデルで見られる、アウトリガー採用フレームとフラッグシップモデル「RACECRAFT PLUS」特徴の4層スポンジは日本人の顔にも大変収まりよく、違和感全く感じさせない極上フィット感を装着した瞬間から体感出来たことには驚きました。走行時の汗による不快感もレース中も感じられませんでした。使用した最初のライディングから、そのクオリティの高さを体感できるのはユーザーからすると非常に嬉しいポイント!
「RACECRAFT PLUS」には、よりクリアな視界を確保するために、標準で予め湾曲されたレンズを採用しています。メガネ・サングラス業界含めレンズの進化は日進月歩の世界。ライディング時にストレスを全く感じさせない視野の広さとクリアな視界が確保されている点もすぐに感じられるレベル。一方、湾曲されたレンズならではというメリットにインプレ時に気付くことはなかったのですが… 歪みのない視界の重要性を疑う人はいないでしょう。
その「100%」から、2019 スプリングモデルが国内販売スタート! 新グラフィック多数登場で我々の目を楽しませてくれます。
今回インプレで使用した「RACECRAFT PLUS」のベースモデルとなる「RACECRAFT」。ハイエンドモデルとしてアウトリガーフレーム採用、ティアオフ付属モデル。
スタンダードモデル「ACCURI」。このモデル、ほんとよくコースで見ます!
価格が魅力のエントリーモデル「STRATA」。エントリーモデルでも手抜きなしの「100%」らしい秀逸グラフィックが豊富にラインナップ。
上記ご紹介の3モデル(RACECRAFT PLUS含む)、ライダー目線で最も嬉しい点は、レンズとティアオフが共通して使用可能というところ。フレームから価格帯まで大きく異なるモデル通して、同じレンズとティアオフが使えることはありましたでしょうか? 地味かもしれませんが「100%」のユーザーフレンドリーな方針、人気の理由のひとつでしょう。
上記ご紹介モデル、これで全モデル、全カラーバリエーションではありません! 是非とも、WESTWOODウェブストア で商品詳細や価格をご覧になって下さい。
「100%」商品のお求め・お問い合わせは、WESTWOOD まで。