レース事前情報|2018 モンスターエナジーカップ
アメリカ時間10月13日開催「2018 モンスターエナジーカップ」コースCGマップ&関連情報まとめ。
AMAスーパークロスシリーズとは異なり、例年趣向を凝らしたコースレイアウトが話題の一戦。スーパークロスとモトクロスのハイブリッドコースをコンセプトにレイアウトされたコースは注目の的です。
会場となるスタジアムは、AMAスーパークロス最終戦ラスベガスSXが行われたサムボイドスタジアム。エンジョイ!
8度目の開催でもレースファンを飽きさせないレイアウトにワクワクさせられますが、一度見ただけでは分かり難い複雑さ。ここにジョーカーレーンもあるのですから一度、整理しておきたいところ。
モンスターエナジーカップでおなじみとなった「ジョーカーレーン」。レース中に必ず一度通過しなければならないセクションでコースマップ上ではグリーンのタフブロックが用いられているセクション部となります。今年度大会では昨年採用されたショートカットレーンではなく、それ以前のようなコース延長レーンに戻りました。
過去にはビロポートやダンジーといったチャンピオン達がトップ争い繰り広げる中で、ジョーカーレーン通過忘れのペナルティを受ける「大事件」も発生。各ポジションでの勝敗を分けることになり、ジョーカーレーン通過タイミングも重要な戦略となるでしょう。
3レース制(10周)決勝レースフォーマットで争われる最高峰カップクラスでは、3レース完全制覇で賞金約1億円! 3レース完全優勝を逃しても総合勝者に約1千万円のビッグな賞金金額が用意されています。過去7大会で7人の勝者、昨年度覇者マービン・ムスキャンは3レース完全制覇でライアン・ビロポート以来となる史上2人目の賞金約1億円を獲得。今年の栄冠は誰の頭上に?
年始早々のAMAスーパークロス開幕戦に向け、USモトクロスシーンではモンスターエナジーカップ開催前後から本格的に新体制での活動がスタート。KTM移籍のクーパー・ウェブ初レースやJGRスズキから参戦のチャド・リード、1週間前にネイションズ参戦していたばかりのトマックやバーシアの名前も事前エントリーで確認できました。他にも、まさかのビッグネームが参戦するのでは? というモトゴシップもありますが…
カップクラスと呼ばれる450クラスの他にアマチュアレースも行われ、250マシンで争われるアマチュアオールスターズクラスには昨年大会で3位表彰台獲得果たした日本人ライダー下田丈選手が参戦します。世界が注目するビッグイベントでの下田選手の活躍、応援しましょう!
ハイライトビデオ&リザルト|2017 モンスターエナジーカップ
表彰台登壇の快挙|下田丈「2017 モンスターエナジーカップ」アマチュアオールスターズビデオ