【たった40秒で10台以上抜く方法!】K・ロクスン超絶パッシング術@AMAモトクロスRd.2 グレンヘレン

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2014AMAモトクロス450MXチャンピオン、K・ロクスンの超絶パッシング術をGoProビデオから。好スタートが持ち味のひとつでもあるロクスン。スタート飛び出しに失敗しますが、あれよあれよとポジションアップしていきます。エンジョイ!

スタート直後、ビデオ上では17〜18番手からの、1コーナー飛び込み時には12〜13番手から更にポジションアップを目指します。このスタートは失敗していますがロクスン、好スタートに加えてレース序盤の積極的な仕掛けによるポジションアップの上手さも持ち味の一つで、250時代から今季のスーパークロスシーズンでも見事に発揮しています。

AMAの特徴でもあるスタート直後の激しい順位争いに加え、荒れたコンディションのマウンテンコースと、チャンピオンのロクスンといえどもそうそう簡単にはライバルたちが道を譲ってくれるわけはありません。

ビデオを見ていくと、前方のライダー達からタイヤ数本分〜マシン数台分のスペースが空いているラインへと積極的に飛び込み、ポジションアップに成功。その飛び込みも決して無謀なものではなく前後左右のライダーのポジションに充分、注意を払った、スマートなものです。

そして結果的には、たったの40秒でスタート直後の17〜18番手から、3番手までポジションアップに成功。たったの40秒!

スタート直後だからまとめて前のライダー達をパス出来た… との考え方も出来ますが、スタート直後の混戦の中、接触や他車の転倒等のリスクも充分に考えなければいけないポジションから、そう簡単に次々とパスに成功できるほど甘くないのがレースの世界。レベルを問わず一度でも横一線からの20〜30台以上のレースを経験した方なら理解できるかと。

ライダー個人の経験やライディングスキルは勿論のこと、冷静に周囲を見渡し、考えて、迷いなく積極的に仕掛けていくという一連の行動が瞬時に出来るのでしょう。頭良いな〜ロクスン。「ヤバ過ぎる、スキル」認定確実!

今更、改めて我々が言うことではないのは、承知で… 「ロクスン、持ってるわ〜(笑)」


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