ヤバすぎるスキル｜イーライ・トマック「爆裂アウトサイド」パッシング＠ 2018 AMA スプリングクリーク

by SetagayaRacing · 2018-07-25

2018 AMAモトクロス第8戦スプリングクリーク（ミルビル）450MXクラスのモト2、レース終盤ラスト3ラップでの首位攻防戦でイーライ・トマック（カワサキ）が首位を走るマービン・ムスキャン（KTM）に仕掛けたパッシングの衝撃度… 今回も凄いことになっています！

スタートやや出遅れたトマックは序盤に首位ムスキャンから最大約7秒強のビハインド背負いますが、レース終盤に急接近。好調時のトマックの魅力凝縮のパッシングシーンをシェア。エンジョイ！

@ p r o m o t o c r o s s

何度でも繰り返し観てしまう「ブーストボタン」押したかのような爆裂感！ムスキャンのアウトサイドから豪快にパッシング成功。

レース通して逆バンクのイン側ラインをムスキャン、アウト側ラインをトマックが使用していたのですが、バトル中のセオリーとしても前を走るライダー（ムスキャン）がイン側を抑えるのは基本中の基本。なのですが… 相手がトマックとなると話は変わってくるのです。

体力的に最も厳しい、モト2終盤のパッシング劇。首位浮上後もペースを落とさず、ムスキャン相手に最終的に約7秒の差を拡げての勝利となりました。トマックのキレ感、フィジカル面の強さ、半端じゃないです！

対するムスキャン、トマックからアウト側ラインでパッシングされたのは何度目でしょうか？ニューモトでも何度も「ヤバすぎるスキル」でシェアしてきましたが、今回も目立ったミスやスキはムスキャンには見当たりません。

こうなると為す術なし、トラウマ級… トマックのマシントラブルやミスで手にしたポイントリーダーの座をわずか一戦のみでトマックに明け渡すことに。

ムスキャンのポイントリーダー再浮上には、取りこぼしの多いトマックの自滅を待つか？レースを通して全体でのスピードアップが急務となるでしょう。