ヤバすぎるスキル|「大外グリッドまくりホールショット」ジェフリー・ハーリングス

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2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第10戦 フランスGP、MXGPクラスのレース1で飛び出したジェフリー・ハーリングス(KTM)による、大外グリッドからの驚愕ホールショットスキル映像をシェア。

 

他のシリーズと比較して、多くの会場で最もイン側のグリッドがベストなスタートポジションとされるレイアウト傾向が強いMXGPシリーズだけに、ある意味、ギャンブルとも言えるようなハーリングスのグリッド選択からの好スタートは必見です。エンジョイ!

 

Benjamin Ricardさん(@benjimx16)がシェアした投稿

 

「ハーリングス半端ないって。あいつ半端ないって。大外グリッドからまくってMXGPでホールショット取ってるもん。そんなんできひんやん、普通。」…。

 

このホールショット劇の背景には、レース前夜の降雨により、スタートストレートエリア路面コンディションはマディ。さらに、MXGPはグリッド先を毎レース掘り起こしてイコールコンディションを保つようにしていることもあり、ドライレース時よりもマディ路面にパワーを食われることが予想されていました。

 

予選トップ、グリッド選択順1番のハーリングスはここで、賭けに打って出ることに。グリッド先のコース際数十センチのわずかに掘り起こされていない路面を狙う為に、一番アウト側グリッドを選択したのでした。

 

ビデオではホールショット獲得の瞬間まで追えていませんが、決定的瞬間瞬間は下記画像の通り!

 

 

戦略、スキルとが見事に相まって生まれた、迷いゼロの凄まじいホールショット劇!

 

ビデオを改めてご覧になっていただけると、ハーリングスの意図を明確に確認することが出来ます。アウト側グリッドということでスタート失敗時のリスクは、イン側から離れていくことと比例して高まっていくのですが、このレースではハーリングスの作戦は成功。過去にも同様の驚愕ホールショット劇はありました。以下、記事リンクより!

 

ヤバすぎるスキル|大外グリッドからの「超絶スタートスキル」RJ・ハンプシャー @ アメリカGP

完全優勝を果たした、このフランスGP後にシリーズポイントリーダーのハーリングスは鎖骨を骨折。翌戦のロンバルディアGP(イタリア)欠場するも依然、12点差のポイントリードをランキング2位のアントニオ・カイローリ(KTM)に保っています。

 

負傷からの回復状況、復帰戦も気になるところですが、ハーリングスのシリーズ後半戦の活躍とスタートスキルにも注目していきましょう!

 

レースビデオ&リザルト|2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第10戦 フランスGP

Ray Archer


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