モトゴシップ|2018年Honda二輪モータースポーツ活動計画発表
イタリア、ミラノで開催されたEICMA2017(ミラノショー)で、ホンダが2018年の二輪モータースポーツ活動における世界選手権の参戦体制発表が行われました。
2018年Honda二輪モータースポーツ活動計画 ~世界選手権および「ダカールラリー2018」参戦体制~
ニューモト的に注目はモトクロスカテゴリーの発表。AMAは今季同様、ケン・ロクスンとコール・シーリーの布陣で変わらず。
注目はFIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズのTeam HRCの布陣。
【MXGPクラス】
- ティム・ガイザー
- ブライアン・ボジャーズ
「MXGPクラスには、ワークスチーム「Team HRC」から、2017年シーズンランキング5位のティム・ガイザーが参戦。また、MX2ランキング8位のブライアン・ボジャーズが新たに参戦。2018年型のワークスマシンCRF450RWを駆りタイトル奪還を目指します。」
引用:http://www.honda.co.jp/news/2017/2171107a.html?from=copy
【MX2クラス】
- カルバン・ブランドレン
「MX2クラスには、2017年シーズンに同クラス13位のカルバン・ブランドレンが「Team HRC」からワークスマシンCRF250Rで参戦し、タイトル獲得を目指します。」
引用:http://www.honda.co.jp/news/2017/2171107a.html?from=copy
【モトゴシップ】T・ガイザー ホンダと5年契約更新!2020年!AMAも!
上記、2015年の記事の通り、ガイザーは2020年までホンダと長期複数年契約中です。
ボブリシェフはホンダファクトリーを離れることとなり、そのスポットに今季MX2クラスでランキング8位のボジャーズと契約というサプライズ人選。MX2クラスにもブランドレン(2017年ランキング13位)というボジャーズ同様に驚きある名前が発表されました。
背景には来季から「HSF Logistics」というオランダの物流会社とのスポンサー契約があります。これまでにKTMのマシンを使用した独自のチーム運営をMXGPシリーズで展開しており、物流会社ということで複数のチームへのサポートも行ってきたMXGP界ではよく知られた企業のひとつ。
今回、Team HRCへ新加入したボジャーズとブランドレンは両者ともに「HSF Logistics Motorsport Team」に所属していたライダーなのです。
4輪の世界だけでなく、AMAでも近年はエナジードリンクメーカー等のチームスポンサー企業が契約ライダー人選に大きな影響力を及ぼすともいわれており、今回のホンダファクトリー人選はMXGP界でも同様の状況となってきたと受取ることが出来るでしょう。
今回の発表にはありませんでしたが、元ウィメンズMX王者リビア・ランスロットが監督を務めることになる「114 Motorsports」がサポートチームとしてMX2クラスへ参戦する模様。今季Team HRCからMX2クラスへ参戦した能塚智寛選手の名前もありませんでした。
2018年Honda二輪モータースポーツ活動計画 ~世界選手権および「ダカールラリー2018」参戦体制~
【モトゴシップ】T・ガイザー ホンダと5年契約更新!2020年!AMAも!
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