モトゴシップ|FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ 中国GP開催へ
既に2018年のFIMモトクロス世界選手権 MXGP レーススケジュールが全19戦で発表されていますが、2017 モトクロス・オブ・ネイションズの会場で新たに全20戦での開催に向けて調整されていることが発表。
正式発表後も度々変更が行われることがあるMXGPレーススケジュールではありますが… アジアからはインドネシアGPが組み込まれています。
MXGPからのリリース内では2019年のレース開催地にも触れられており、なんと中国でのMXGP開催の記載発見!
アジア地区での開催候補地としては、オーストラリアや日本も候補に上がっていることが度々伝えられていたのですが、MXGP主催ユースストリームはこの度、中国企業との協賛契約締結を発表。2019年中国GP開催の背景にはこのパートナーシップがあります。
主催者はMXGP新開催地を歓迎する意向とともに、モータースポーツ振興とMXGPコンテンツのマーケティング観点からも中国、インドネシアでのMXGP開催を重要視している旨のコメントも。
これまでのモトクロスの歴史を知る者にとっては日本やオーストラリアではなく、中国でGP開催… なんとも複雑な心境ではありますが、世界経済同様にMXGPをビジネスとしてグローバルなマーケティング視点で考えると中国企業との契約締結、中国GP開催は自然な流れであると受け取れますし、F1やMotoGPでもアジアでのレース開催に積極的な姿勢も同様のことでしょう。
主催者の積極的なマーケティング戦略から実行へのスピード感と行動力。我々、日本のレースファンからするとうらやましい限り。世界経済同様、モトクロス界でもアジアの中心は日本から中国へシフトしていくのでしょうか?