モトハック|成田亮選手考案「ゴーグル2個重ね」by ジェフリー・ハーリングス

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【2017年6月21日の記事を再編集】

2017 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ 第10戦 ロシアGP、決勝日は降雨の影響でマディレースとなりました。時には大粒の雨が激しく降り続ける過酷なコンディションでライダーやメカニック達はマディ対策をすることに。

 

そんな中、決勝レースのスタートに挑んだ、この年MXGPクラス参戦初年度だったジェフリー・ハーリングス(KTM)のゴーグルを見ると…

 

 

こ、コレは…「ゴーグル2個重ね」!

 

2014年にマディレースとなった全日本モトクロス選手権 SUGO大会で成田選手が披露した、あっと驚くオリジナリティ感満載のマディ対策が、MXGPの舞台で… しかも、ジェフリー・ハーリングスまでもが採用。

 

 

 

AMAでは、成田選手のアイデアをトレイ・カナードが採用していた過去も。スタート直後、マディ時の大量ルーストや水しぶき対策に効果あるのではと言われるゴーグル2個重ね。上記画像ではスタート1コーナー立ち上がりの時点でハーリングスは既に重ねたゴーグルを投げ捨てようとしています。

 

積極的に採用してみたいマディ対策ではありますが… ティアオフではなく、ゴーグルを「捨てる」というのは一般のライダーにとってはなかなかお財布的に厳しいのが現実でもあります。

 

成田選手考案「ゴーグル2個重ね」。全日本、AMAに加えてMXGPでも採用ということでグローバルスタンダードとなるのでしょうか?

 

Ray Archer


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