えかきやたま「たまモト」|2017 全日本モトクロス選手権 第3戦 中国大会 グリーンパーク弘楽園

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えかきやたまさんによる、全日本モトクロス選手権 予選日の注目・活躍したライダー達のレース会場からのコメントをお届けする「たまモト」。2017年シーズンも、たまさんだからこそ引き出せる予選レース直後のライダー達のリアルなコメント&情報満載です。エンジョイ!

 

 

 

■ IA2予選A組3位 道脇右京

たま:予選、スタートよかったですよね。

道脇:そうですね2回ともスタートが出られて。

たま:あ、そっか(赤旗最スタートがあったので)2回スタートだったんですね。

道脇:はい、それで2回ともよかたんです!(笑)

たま:その後もがんばってましたね

道脇:でも新しいセクションにちょっとびびってしまって。あまりペースが上がらなかったんです。

たま:どこが難しいですか?

道脇:フープスが怖いですね。ぎこちなくなっちゃうんです。高さも高いしリズム的にもあんまりうまくいかないんで。もうちょっとリズムが掴めたらタイムが出せるかなってカンジですね。

たま:じゃあ明日は前を走れそう?

道脇:明日は!

たま:スタートが2回とも決まったって言うのは自信になりそうですね。

道脇:そうですね。スタート出ないと話にならないので、がんばります!

 

スタートには定評あるうきょちゃんこと道脇右京選手。そろそろスタートだけじゃない証明もしてくれそうです(*^^*)

 

 

 

■IA2予選A組1位古賀太基

たま:予選1位でもどってこられましたが。

古賀:スタートを出遅れましたね

たま:めずらしいですよね。

古賀:はい

たま:でも安定して追いあげて…

古賀:あんまり速くはなかったですけど…1周めにトップ集団にあがってリズムもよく走れていたんでまあ、調子はいいです。

たま:このコースはいかがですか?ちょっとアメリカっぽいカンジですが

古賀:今まで走ってきた中で一番いいコースでテクニカルなコースになってますね。すごく楽しいです。

たま:自分むきなカンジする?

古賀:そうですね、アメリカっぽいって言うのもあるので、新しいリズムセクションとかフープスは、まあ、飛びたいんですけどリスクを考えるとちょっとビビリ入ってるんで。

たま:リズムセクション皆が飛ぶならいいけど一部しか飛ばないってなると危ないかもしれませんよね。

古賀:そうっすね。行こうと思えば3コいけるんですけど転けた時のリスクを考えると…

たま:安全に?2コ2コで。

古賀:はい。明日はスタートから出て勝谷さんをぶっちぎりたいと思います(笑)

 

 

仲良しNRTの2人。
横澤拓夢選手と古賀太基選手。2人揃えばこやはりこのポーズ!(*^^*)

 

■ IA2予選B組2位 横澤拓夢

たま:やっとこのコーナーに…

横澤:そうですね!1回おまけで呼ばれたんですけど。(笑)

たま:なかなかスタートもよく…

横澤:はい。久しぶりに快調に…自分的にはあまりペースが上げられなくて事前練習にも来れなかったのでコースに慣れてなかったんですけど…そしたら後ろからサムライ(勝谷武史)が襲ってきて…(笑)ドキドキしました「あーやられる!」って(笑)やっぱり速いっすね。

たま:やっぱり後ろを走られるとプレッシャーですか?

横澤:それは感じますね。意識しないようにしようって思うんですけど、それで逆にミスったりとかもしちゃったんで…。ペースもあっちのほうが速かったんで。しょうがないっす。いつも古賀君が1位で予選通るじゃないですか。走ってるときもそれが頭を過って「これで僕が1位だったらいいんだろうなー」って思いながら…後ろからのプレッシャーに耐えてました「これで僕が1位だったらいいのにな〜」「でもな〜」って「レースってうまくいかないよな〜」って(苦笑)

たま:明日もまたそのサムライとぶつかりますけども…

横澤:そうですねー。もう、明日は元気よくスタート出てあとはもう自分が サムライになれるようにがんばんないといけないですね。

 

 

当初は表情硬かった岡野選手もこのコーナーの常連になるうちにすっかり自然な笑顔に。

 

■ IA2予選A組2位 岡野聖

岡野:スタート1発目の時はめちゃくちゃ遅れてもうとりかえしつかなかったんですけどお、再スタートになって2回目のスタートは3番か4番にいたんでそんなに悪くはなかったですね。最初のスタートの時はもう、ハンパじゃない埃で全く前が見えなくて危なかったんですよ。

たま:アメリカンなコースになってますが岡野選手は得意なんじゃないですか?

岡野:得意かどうかわからないですけどジャンプが多いんで自分的にリズムを掴みやすそうにはなったんです。でも、思いのほか走れてないというか…練習走行の時、リズムセクションを2周目から勢いよく飛んだんですよ。そしたら飛び過ぎてぶっ飛びそうになったんですよ。それでちょっとびびってしまって。そこからどんどん走りがちっちゃくなってしまいました(苦笑)。その流れをずっと引きずってて…

たま:じゃあ明日はその流れを仕切り直して…

岡野:そうですね。もう少しフープスをなんとか攻略したいですね。予選で1回も綺麗に走れなかったんで。もう少しマトモに走れるように攻略したいなと思いますね。

たま:あれは全体の長さが難しいんですか?

岡野:いや、ピッチが狭くてそんなに山は大きくないけど立ってるカンジなんです。そこが難しいですね。

たま:アメリカンみたいに頂点だけをさーっと行くようなのは難しいんですか?

岡野:まあ、アメリカンならたぶん余裕で行くんでしょうけど、僕、完全に日本人なんで(笑)イメージはしてるんですけどうまいこと行けてないですね。

たま:てことは明日は「リズムセクションとフープスを誰が攻略するか勝負」になりそうですね

岡野:そうですね。たぶんそれだけでかなり速く走れるとは思うんで。そこにフォーカスして。

たま:明日は勝谷さんも一緒に走ることになりますが

岡野:そうですね。レジェンドの走りを見せつけられないように。なんとか食らいついて行けたらいいなと思いますけど。

たま:岡野君は現役時代の勝谷さんと一緒に走ったことありますよね?

岡野:もちろん!

たま:IA2には現役時代の勝谷君を知らない人もいるんじゃないかと…

岡野:そうですよね?僕もそれ思ってました。たぶんみんな勝谷さんの速さを知らないと思うんで今回衝撃を受けるんじゃないですかね?(笑)僕も衝撃を受けないようにしっかり戦える様な走りをしたいですけどね。

たま:じゃあ、食らいついて。なんなら打ち倒してくださってもかまわないので(笑)

岡野:(笑)できたらそうしたいですけどね。そんな簡単な壁ではないと思うんで。それはもちろんわかってるんですけどでも勝負できるよう頑張ります。

 

 

 

■ IA1予選B組1位 勝谷武史

たま:どうでした久しぶりに予選走ってみて

勝谷:疲れました(笑)スタートあんな後ろからじゃ全然なにも見えなくて。

たま:スタート絶対出られると思ってたんでびっくりしました。出そびれたんですか?

勝谷:ちょっと緊張してたから(笑)久しぶりのレースだから…

たま:お昼休みにおっしゃってましたもんね「緊張してる」って(笑)

勝谷:1年半ぶりなんで。2015年の最終戦以来だから。

たま:さっき言ってたんだけどIA2の若手の中には勝谷さんの現役時代知らない人もいるよね…って

勝谷:それはいるでしょ。ま、知らないヤツに限って(レース中に)会うことはないと思いますけどね。周回遅れで出会うくらいじゃないですか?そういうのははっきり言っちゃって下さい。 若い子達はまだ小学生レベルですね。甘いっすね。見てるとライン取りのレパートリーが少なすぎる。頑なに同じラインだし、なんかね「頭を使う」というかもっとレパートリーがないと。

たま:ここがだめならこっち、こっちがだめならあっち…みたいな?

勝谷:そう。それができてないから頑なにあるラインで行く!見たいなカンジなんだよね。そこが30分とかレースすると「差」が出るところかな。 まあでも(古賀)太基とは走ってないからね。彼の方がタイムもよかったし。自分もクリアラップ1回もとれなかったから、最終ラップに抜いたからそのへんわかんないよね。明日、クリアラップさえとれればもっとがんがんタイムも出ると思うし。

たま:このコース、新しくなってどこがたいへんですか?

勝谷:フープス。

たま:フープスのなにがタイヘン?

勝谷:昭和!平成じゃなくて昭和。昭和のジャパンスーパークロス!昭和の…そうだなーあのフープはね何年くらいかなー87年とか89年とかのジャパンスーパークロスじゃない?あんなフープ見た事ない。走りにくいですね。

たま:勝谷さんでも?

勝谷:僕はフープスが1番苦手だからああいうのは無理無理!

たま:リズムセクションは?

勝谷:リズムセクションは頑なに2−2−2だったね(笑)おじさんだからあんまり危ない事はしないんだよ(笑)

たま:安パイで確実に?

勝谷:そう(笑)

たま:明日もそんなカンジで、若いモンにちょっと見せてやってください。

勝谷:見せれればね(笑)

 

何もリクエストしなくてもちゃんとお話の内容に即した表情とポーズ、さすがはTKさんです!

 

 

青空に赤いシャツが映える山本鯨選手。笑ってー!てお願いしたら「今日は2番だったから笑えない」って。そうですよね。

 

■ IA1予選2位 山本鯨

たま:予選の感想を

山本:まあまあコンディション的には結構滑るコンディションで、難しいレースでしたね。

たま:フープス,リズムセクションが難しいという感想が多く聞かれますが

山本:まあ、難しいですね。難しいけど明日はちゃんと攻略して行きます。

たま:どっちが難しいですか?

山本:フープスかリズムか?どっちが難しいってことはないですけど、僕はどっちも今日は遅かったんで。明日はそこだけ改善すれば確実にタイムが上がると思うし、タイムが上がってくれば自分のリズムでレースできるようになって勝機が見えてくるんじゃないかなと思います。

たま:今日はまだ本調子じゃなかった?

山本:怪我明けのレースだし、慎重に行ってます。まあ、これからです。着々と準備はできてます。

たま:では明日観にこられるお客さんに。

山本:明日雨も降らず晴天になってレース日和になると思うんで僕は全力で走ります。それを観にきてもらえればと思いますのでよろしくお願いします。応援して下さい!

 

 

たまには監督と。小方誠選手。

 

■ IA1予選1位 小方誠

たま:久々にぶっちぎっての勝利?

小方:そうですね。久しぶりにホールショットとってそのまま予選TOPで通過と言う事で。やっと感覚が戻ってきたというか掴んできたかなーと言うカンジですね。

たま:1度、山本君に抜かれてまた抜き返されましたよね?

小方:そうですね、ちょっと抜かれちゃったんですけどすぐ抜き返す事が出来てそのままトップを走れましたね。課題だったスタートも出れて気持ちよかったです。

たま:新しいコースということでフープスやリズムセクションが難しいと言う声もありますが

小方:すごくテクニカルなコースになって朝からどきどきしながら走ってるんですけど、けっこうテクニックで差が出そうなコースだなと感じました。

たま:拝見して限りでは小方さんはリズムセクションをすごくいいカンジにこなしておられたように見えましたが。2コ2コ?

小方:3コ2コ3コで飛んでましたね。ダメなときは2コ2コ2コだったんですけど。自分でも悪くないかなーというカンジですね。こういうコースは嫌いじゃないし自分にあってると思いますね。

たま:では明日観にこられる観客の皆さんにひとこと。

小方:広島はカワサキのホームコースなので、今度こそは表彰台のてっぺんに立ちたいと持っているのでカワサキグリーンの小方誠の応援をよろしくお願いします。

 

の後ろから「奥さんに言ってやろー!(何を?)と謎の脅迫でライバルにプレッシャーをかける新井ちゃん。笑

 

 

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