AMAスーパークロス事件簿|250SXイースト「クレイグ VS. マーティン」接触騒動
2017 AMAスーパークロス 第12戦 デトロイト。ライブ中継内でも取り上げられていたプラクティス時のクリスチャン・クレイグ(ホンダ)とアレックス・マーティン(KTM)の接触転倒ビデオ。
クレイグからかなり強烈な一撃がマーティンに見舞われる瞬間。そのクラッシュシーンは衝撃的すぎて言葉を失うレベルです…
「マジか…」接触時の影響か? アクセル空いた状態でコースアウトしたマーティンは腰部?背中?を強打する危険なクラッシュに。
クレイグはこの行為をAMAオフィシャルから危険とみなされ、メインレース進出時のスターティンググリッド選択順位を最後尾となるペナルティを受けました。
クリーンなレーススタイルの印象強い両者に何があったのか?
クレイグはSNS上で、いちはやく声明を出しています。抄訳すると、まず、マーティンへの謝罪。プラクティス時のタイムアタック時にマーティンに邪魔されたことで感情的になったしまったと。自分の行為を正当化するものではないが意図的に転倒させようとしたものではないとも。改めて謝罪するとともに、罰金と上記ペナルティを受けたことも記しています。
クレイグはメインレーススタート時、一番外側グリッドから好ダッシュみせますが、マルチクラッシュに巻き込まれ転倒。7位でデトロイトSXを終えました。
マーティンはこの転倒の影響でデトロイトSX欠場。公式には負傷や今後のレース参戦についての発表はありません。
クレイグもマーティンもプラクティス時のラップタイムは好調も今季これまで転倒も多く、なかなか思うようなリザルトが残せていません。シリーズ後半戦、クリーンで良いレースが見たいですね。
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