話題騒然!伝説級オフロードヘルメット BELL MOTO-3 復刻モデル発売
US老舗ヘルメットブランド「BELL」から、アメリカの70年代後半〜80年代前半のオフロードバイクシーンを語る上で欠かせない最重要ヘルメットのひとつとも言える「MOTO-3」が復刻モデルとして再リリース!
昨年から商品化の噂があり、今季AMAスーパークロス「レトロ・スーパークロス」として開催された4月上旬のインディアナポリス大会でのオープニングセレモニーでは、ベル契約ライダーのイーライ・トマック(カワサキ)がMOTO-3を被り登場。復刻モデル発売への期待が一層高まっていました。
「Not Retro, Original」のキャッチコピーと共に本国アメリカでは発売も開始され、価格は約350ドル。欧米のビンテージやカスタムバイクカルチャー市場向けのストリートアイテム扱いと位置付けされるようで、最新のコンペティションモデルに対してお値段は比較的お安めな印象。
MOTO-3というと、どうしてもボブ・ハンナのイメージが強い世代なので(笑)スチュワートやトマック使用の最新モデル、MOTO-9と比較してしまいたくなるのですが…
MIPSやFLEXシステムといった、現在の欧米ヘルメットブランドのコンペティションモデルで採用されている特殊なレイヤー構造内装により衝撃を横方向へと逃がすような最新機構は取り入れられてはいません。
国内での正規販売に関する情報は不明。キッズライダー時代にMOTO-4をかぶり、リック・ジョンソンに憧れていた身からすると、ヘルメット内装が完全に欧米人仕様の縦長フィット感に少々難アリの可能性だけはお伝えしておきます。
バイク用品全般で復刻モデルやレトログラフィック採用はまだまだレアケースですが、大きな話題を呼んでいる今回のMOTO-3復刻モデル。今の時代感に最もマッチしている話題のヘルメット、業界に与える影響等、今後に期待したいです!