MXGP事件簿：「砂神様」ジェフリー・ハーリングスまさかのサンド転倒シーン！
2016 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ MX2 クラス、ポイントリーダーのジェフリー・ハーリングス。鎖骨骨折からの復帰戦となった地元オランダGPでしたが、得意のサンドコースということで誰もが「ハーリングス圧勝」を予想する中、予選でマシントラブルによるリタイア、決勝レース1では不利なスタートグリッドから他車の転倒に巻き込まれる等、大苦戦。
その最も象徴的なシーンが、サンドフープスでのまさかの単独転倒… サンド世界最速の評価に加えて、優れた体幹バランスのハーリングスが珍しく、ワダチでバランスを崩します… エンジョイ！
「らしくない！」も、ある意味、大変貴重な瞬間を捉えたビデオという解釈も。
一旦、ワダチでバランスを崩したことがキッカケで、クロスラッツ（前後タイアを異なるワダチに入れてしまう）を引き起こし、マシンは真横に…
レース直前まで降り続いた降雨の影響で水分を多く含んだサンドコースに多くのライダーが苦戦。ハーリングスですらこの転倒ですから我々だったら…(T_T)
MX2 レース1、ハーリングスはこの転倒含めて、3度のマシンストップがありながらも2位入賞。レース2での優勝と併せて、このオランダGPでキャリア通算60勝目の総合優勝を果たしています。
シリーズ残り2戦、アメリカを舞台にしたレースが続きます。ハーリングスのタイトル決定の瞬間以外にも「AMA VS. FIM」の対決構図にも大注目です！
