モトゴシップ:アメリカ代表発表!2016モトクロス・オブ・ネイションズ
モトクロス国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」最多優勝国のアメリカが、2016年のモトクロス・オブ・ネイションズ代表メンバーを毎年恒例のAMAモトクロス、ユナディラ大会にて発表!
気になるメンバーは…
- MXGP – クーパー・ウェブ(ヤマハ)AMAモトクロス 250MX ランキング1位
- MX2 – アレックス・マーティン(ヤマハ)AMAモトクロス 250MX ランキング2位
- Open – ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)AMAモトクロス 450MX ランキング17位(欠場中)
あれ!? という意見もあるでしょうが、ロジャー・デコスタ監督が熟慮し、選出したメンバー3名がコチラ。(アンダーソン欠場中の為、不在)
本来であればチームの核となるべき、ライアン・ダンジー(負傷欠場中)、イーライ・トマックは負傷や過密レーススケジュールを理由に代表辞退を早々に表明…
そこで、250ライダーながら昨年のネイションズを始めとする450での実績あるウェブをチームリーダーとして選出し、ウェブの意向も反映させつつ3名のライダーが決定したようです。
MX2担当のアレックス・マーティン、代表発表のユナディラ前にはランキング3位。ランキング2位にはサバッチーという状況でしたが、ウェブとサバッチーはワシューガルで一悶着あった関係性もあり、チームメイトのマーティンが代表に。因みにマーティンは初ネイションズ出場と思いきや、アメリカ領土のプエルトリコ代表として出場経験があります。
オープンクラスは初出場となる、負傷欠場中のアンダーソンが選出(鎖骨骨折、肩の靭帯損傷)。これには誰もが疑問に思うところではあるでしょうが… アンダーソン本人やトレーナーを務めるベイカー氏との間でネイションズ出場可能の確認が取れた上での選出とのこと。デコスタ監督は以前からネイションズ開催国での現地サポート体制も選考理由としてあげており、ヨーロッパ拠点となるKTM傘下のハスクバーナファクトリーライダーであるアンダーソンを選出した一つの理由でもあるとのこと。
近年、トップライダーの負傷や過密レーススケジュールによる代表辞退を理由になかなかベストメンバーが組めないアメリカ代表チーム。正直、今年も…「Bチーム」と言われても仕方ない人選でしょう。
過去4年、優勝から遠ざかっているアメリカ代表ですが、表彰台は逃していない事実もあります。逆に言えばその安定度は大きな武器とも考えられます。「Bチーム」とはいえ大きな取りこぼしがなければ、5年振りの優勝の可能性も充分あるでしょう。
【世田谷レーシングデザイン】モトクロス・オブ・ネイションズ日本代表チームロゴ&Tシャツ