モトゴシップ:ネイションズ優勝国フランス代表ディラン・フェランディス負傷!

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2016 FIMモトクロス世界選手権 MXGP Rd.15 スイスGP、予選日のタイムプラクティス時に事件発生…

 

ディラン・フェランディス(カワサキ)とトーマス・コビントン(ハスクバーナ)がフィニッシュジャンプ上でラインが交錯。ハイサイドのような形で地面に叩きつけられたフェランディスは前腕2本骨折し、スイスGP欠場へ。

 

MXGPカワサキ公式SNS上では連続写真もアップされています。

 

フェランディスはコメントで「前のライダーが急にライン変更してきて避けようがなかった」とのこと。フェランディスの気持ちも分かりますが、着地後すぐに右コーナーなだけに、コビントンのライン取りも理解出来るので不運なアクシデントとしか言いようがありません…

 

フェランディスの負傷はシリーズ離脱だけに留まらず、既に発表されていたモトクロス・オブ・ネイションズのフランス代表メンバーから外れることも意味し、MX2代役ライダーとしてブノワ・パトゥレル(ヤマハ)の参戦が決定しました。厳しい見方ですが、フェランディスとパトゥレルの経験や実力差を考えると、フランス代表チームは戦力ダウンを強いられることに。

 

9月末のネイションズ開催までには、MXGP、AMA、全日本モトクロス選手権もまだまだレースが続きます。あまり考えたくないことですが、ネイションズ開催までに各国代表ライダーの負傷は起こり得るのがこのスポーツの実情。

 

昨年の日本代表チームも当初の代表選出メンバー 小方誠選手の負傷を受け、代役として山本鯨選手が急遽参戦した経緯もあり、日本代表チームもバックアッププランを検討されていることと思われます。

 

オールホンダの今年の日本代表チーム、マシンや参戦体制のハード面を考慮するとホンダのライダーを代役ライダーとして選出するのが妥当でしょう。全日本モトクロス選手権参戦のTeam HRCのように勝谷武史アドバイザーを代役ライダーとするのか? 代表メンバーに負傷がないことが一番ですが… 気になるところではあります。

 

 

 


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