ヤバすぎるスキル:ケン・ロクスンの凄い「シートバウンス」ジャンプ
以前シェアした、ライアン・ビロポートによるスーパークロステクニック「シート・バウンス」解説ビデオ。今回はケン・ロクスンのとんでもない飛距離を稼ぎだす「シート・バウンス」をショートビデオで。
ロクスンらしいキレ、サスペンションのストロークを最大限に利用しようとするボディアクションにも必見。
エンジョイ!
気持ちイイくらい、飛び出しと同時にハジケてます!
このジャンプ、フラットなコーナー直後なのでマシンを完全に起こした状態で加速出来ない難しさ、そして何より飛び出しのジャンプ斜面がマシンのホイールベースよりも短いという点がポイント。
よく目にするシートバウンスでクラッシュ映像同様に、ホイールベースよりも短く、小さいジャンプでのシートバウンスは、前転する可能性が一気に高くなる高難易度のテクニック。AMAスーパークロスのトップライダーでもクラッシュするシーンをよく目にするレベルです。
通常のシートバウンスジャンプ時よりも踏み切り時のアクセル開度がより重要な場面。大まかな表現ですが、シートバウンスジャンプ時のサスペンションの沈み込みとアクセル開度は比例させるイメージ。
ロクスンはアクセルワークだけでなく、ジャンプ踏み切り時に、下半身のポジショニングと腰・背中の動きを「一瞬」にして最大限利用し、この華麗なシートバウンスジャンプを成功させています。
この「一瞬」というのが非常に大事で、あまり身構えてしまうと肝心のタイミングで身体の動きが制限されてしまします。この流れるような一連の動きの中の一瞬の「キレ」素晴らしすぎるのです!