史上初驚愕スタートグリッド!2016 モンスターエナジーカップ
【2015年10月23日の記事を再編集しています】
2016年モンスターエナジーカップの見所のひとつ、仰天コースレイアウト。というか、このスタートグリッド! 過去に見られたBMX的な「ドロップイン」とか「ドロップダウン」というレベルじゃ済まされないレベルに。
コースデザイン監修は例年通り、お馴染みのAMA最多勝記録保持者リッキー・カーマイケル。とはいえ、やり過ぎ感アリ(笑)
- 高低差 約14メートル
- 下り勾配距離 約50メートル
- 下り勾配角度 33度
この仰天プラン、実際に設備的に可能だからこそのプランなんでしょうが凄いこと考えます。もしかしたら、なんとなくノリでアイデア出したら、実際に決まっちゃった的なことだったりして(笑)
リリースで公表されている数字を改めて検証すると……
14メートルの高さとなるとマンション5階くらいの高さ。
33度の下り勾配は、スキー場の上級者コースの最大斜度が約33度と同じ。NASCAR等で見られるオーバルトラックのバンク角度も最大で30度を超えるくらい。かつての富士スピードウェイの30度バンク以上の数値が…
有名な富士スピードウェイの30度バンク。以前は全日本モトクロスも開催されていたので登ったことありますが、実際登ると30度とは思えない、急斜面で下りが恐ろしい角度でした。
その急斜面を50メートル。更にその先のストレートも含めると合計100メートル以上のスタートストレートを横一列でスタートさせようとするカーマイケル。きっと自分が現役時代だったら一番最初に猛反対しそう…
ゴートじゃなくて、完全に鬼です(笑)