【新冷却アイテム登場!】ナイキ発!その名も「アイスハット」

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先日まで北京で開催されていた「世界陸上」。男子10種競技で自身が持つ世界記録を更新し、優勝したアシュトン・イートンの「アイスハット」が話題に。残念ながらナイキのヘルメットではありません(笑)

 

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イートン発案、ナイキとの共同開発で製作。上記画像はイートンの頭部スキャンを3Dプリンター出力した上に実際の使用時を想定した画像。

 

アイスハット名から想像出来るように、クーリングベストと同じ原理で作られた頭部や顔面を冷やすためのアイテムで、肌に触れる層には冷水が含まれているとのこと。高温多湿の環境下でも短いインターバルで行われる10種競技のアスリートならではの発案というところか。後頭部から首の後ろまでもカバーされ冷却効果高そうです。

 

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同じように高温多湿の過酷な気象条件下で開催されることが多いAMAモトクロスでは、トマックが熱中症で体調を崩したこともあり、父親のMTBレジェンドのジョン・トマックが用意したレースで使用するヘルメットやインナープロテクターをドライアイスで覆われたクーラーボックス内でスタート直前まで冷却していたこともありました。

 

過酷なスポーツの状況下では、熱中症対策で体温の上昇を抑えるだけでなく、身体を冷やすことは効率的な休息にも繋がります。

 

今後、このようなアイテムがスタンダード化されていくのでしょうか? ライディング時の使用は意見が別れるところですが、発売されればレース時はライディング前や休息時に積極的に取り入れていきたいアイテムです!

 


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