【モトゴシップ】ロクスン RCHスズキ離脱?「激おこ」父親が語る!

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AMAモトクロス最終戦を目前にして、2014年AMAモトクロス450MXチャンピオンのケン・ロクスンの周囲が慌ただしくなってきました…

 

今シーズン、それまでのMXGP時代から契約してきたRed Bull KTMから、RCHスズキへと移籍。名トレーナー、ベイカーとの離別。度重なる負傷、シーズンを通して問題を抱えているマシンセッティング…

 

昨年までのロクスンの活躍と比較すると、誰の目から見ても明らかにリザルト、パフォーマンス共に失速。不調のシーズンとなっています。それも、レースファンなら誰もがロクスンのポテンシャルを知っているからこそでもあるのですが… その状況に我慢ならなかったのが、ロクスンのパパ! 所属チームへの不満をブチ巻けます…

自国ドイツメディアでのロクスン父親の「激おこ」インタビューが、大問題に…

 

About the team
“The RCH Racing Team is not a team, but a randomly mixed bunch of self promoters. In this so-called team there is no team spirit, because everybody just works for his own interest. It’s about money. There are people on the team, that obviously have no function, but they’re getting payed. For example there is Mark Johnson, who was brought in by Carmichael from the Indycar series. This man is just superarrogant and he has no clue about suspensions. That affects the mood of the team and the performance of my boy. It’s purely about sponsors and money at RCH, Ken is just a playing ball. I have never experienced something like this in all the GP years.”

About the management
“I’m sure Ken would leave the team immediately. But that isn’t easy, because his management is also involved with the team. […] If he violates the contract, he’ll have to pay 2’000’000$ fees. Also, his manager Steve Astephen has no clue about the sport. For example, at the beginning of the outdoor season, he told Ken: “Tomac doesn’t ride in your league, why do you let him pass you?” When I heard that, my jaw dropped (Original german saying: ‘blieb mir die Spucke weg- my spit stayed away). […]
There is already a little Clique that developed around my boy and success in the sport is only a small part. He has no control, not over the bike and not over the team. Of course Ken noticed this too. Actually, the vibe was gone after 2 months, because the people in the team already tried to part him and Kelly Lumgair. These people never were in the workshop, and Kelly was a real confidante for Ken and it was a really hard decision for Kelly, to go with Suzuki. He gave up the best job in the world then. And now he goes back to KTM- any questions?”

About Ricky Carmichael
“Of course Ricky isn’t a bad dude, but as a team chef, he is an insult for Ken Roczen. It’s hard to believe, but he shows up a couple of times during the year, waves and lets out some cool patters. You want a tasting sample? ‘Everyone has problems with the air forks. We can’t make the shock that good, or else it wouldn’t work with the fork.’ I know that he doesn’t even watch Kens races, but he rather drives out with his boat. Other than that, he seems satisfied with how everything is going.”

Did they lie to Ken from the beginning on?
I’ll shorten it up a bit here: They don’t get the suspension working because nobody cooperates with each other, for example, in the workshop they just rebuild the complete bike. The 19th place in the first moto isn’t the result of his back, but of a completely unrideable bike(!!!). They didn’t even start preparing for Supercross so far.

Roczen searches for solutions himsel
“We tried to clarify that internal, and tried to bring a german suspension specialist, that Ken trusts blindly, into the team. Of course that was rejected. Then we tried to get a stock Suzuki, but ended up buying one ourself. The german suspension guy came and was completely ignored by the team. Ricky knew who he is and why he was here, and just asked if he was spending his vacaction here. We then tested with the stock bike and Ken was 3 seconds (Hell yes, 3 effing seconds!!) faster than with his factory bike. With stock suspension and a stock engine.”
Shortened ending: They tried to contact everybody, Geboers, sports boss of Suzuki in Japan, but they couldn’t help because RCH is no factory team. Only Suzuki USA offered help by the factory team, but that was rejected by RCH. At the middle of the season, they wanted to test, but RCH said: ‘No, we only can next week’. They had their guy, but RCh brought 7, which all didn’t help. They were allowed to ride Baggetts suspension later, which RCH worked on after 1 race- with result of Ken not liking it anymore. Then they wanted to see the contract with Showa, if they could get a new one, a 10 year old one or the old one of Baggett. But RCH didn’t show it to them. He also said, that if the air forks won’t work, they will go back to the traditional forks, which they did, as we all know.

What could’ve solved the problems?
“At the middle of the season, they should have fired all the incapable people and replaced them with our confidante. Then we would’ve had a unstoppable Ken Roczen on Suzuki. But because of the arrogance at RCH, only escape remains for Kenny.

 

チームについて
「RCHレーシングチームは、チームが、自己プロモーターのランダム混合束ではありません。このいわゆるチームでは何のチームの精神は存在しない、誰もがちょうど彼自身の利益のために動作するため。それはお金のことだ。人々はチームにあります、 明らかに何の機能を有していないが、彼らは支払わなっている。例えば、インディカーシリーズのカーマイケルによって持ち込まれたマーク・ジョンソンがあ る。この男はただsuperarrogantであり、彼は懸濁液についての手掛かりを持っていない。の気分に影響を与えることをことをチームと私の少年の性能。これは、RCH、ケンでスポンサーやお金について純粋にちょうど遊んでボールです。私はすべてのGP年間でこのようなものを経験したことがありません。」

チーム運営について
「私は「彼の経営陣は、チームに関与しているので、ケンはすぐにチームを離れることになる。しかし、それは容易ではない。[…]彼が契約に違反した場合、彼は2’000を支払わなければならないと思いますよ。。 000 $料はまた、彼のマネージャーのスティーブAstephenはスポーツについての手掛かりを持っていない例えば、屋外シーズンの初めに、彼はケンに語っ た: “TOMACは、なぜあなたは彼があなたを渡すことができない、あなたのリーグに乗っていないのですか?私がいることを聞いたとき」、私の顎は(元のドイツ語のことわざ:「bliebミールはSpuckeは私の唾が離れていましたweg-死ぬ)を落としました。[…]
スポーツで私の少年と成功を中心に開発されたほとんどの徒党がほんの一部で既に存在します。彼は自転車の上ではなく、チームを介して、制御することはできません。もちろん、ケンはこれも気づきました。チームの人々はすでに彼とケリーLumgairをパートにしようとしたため、実際には、雰囲気は、2ヶ月後に消えていました。これらの人々はワークショップにあったことがない、とケリーはケンのための本当の親友だったし、スズキと行くためにケリーのための本当に難しい決断でした。彼はその後、世界で最高の仕事をあきらめました。そして今、彼はあらゆる質問にKTM-に戻ります?」

リッキー・カーマイケルについて
「もちろんリッキーは悪い男ではなく、チームのシェフとして、彼はケンRoczenための侮辱である。それは信じがたいのですが、彼は年の間に数回現れ、波といくつかのクールなpattersをすることができます。あなたが試飲サンプルをしたいですか?」誰もが空気フォークで問題を抱えている。私たちは、優れた衝撃を作ることができない、あるいはそれがフォークで動作しないでしょう。」私は彼があってもKENSのレースを見ていないことを知っているが、彼はむしろ彼のボートで出駆動します。それ以外は、彼はすべてが起こっているかに満足しているようです。」

チームとの契約に問題はありましたか?
私はここで少しそれを短くしましょう​​:誰もお互いに協力していないので、彼らは、サスペンションの作業を取得しない、例えば、ワークショップでは彼らは完全な自転車を再構築します。第1ヒートで19位には、背中のが、完全unrideable自転車(!!!)の結果ではありません。彼らは、これまでスーパーの準備を開始しませんでした。

自ら問題解決は試みたか?
「私たちは、内部、およびドイツのサスペンションの専門家を持って来ることを試みた、盲目的ケン信託こと、チームにいることを明らかにすることを試みた。もちろん拒否されたこと。その後、我々は株式鈴木を取得しようとしましたが、1私たち自身を買ってしまった。ドイツサスペンション男は地獄はい、3(来て、完全にチームによって無視された。リッキーは、彼が誰であるか知っていたし、彼がここにいた、と彼はここで彼のvacactionを過ごしていた場合だけ尋ねた理由。それから、株式バイクでテストされ、ケンは3秒でしたいまいましく秒!!)彼の工場バイクよりも速い。ストック懸濁液と株式エンジンと。」
短縮エンディング:彼らは日本のみんな、Geboers、スズキのスポーツ上司に連絡を試みたが、RCHは何のファクトリーチームではないので、彼らは助けることができませんでした。唯一のスズキ米国工場チームによるヘルプを提供し、それはRCHによって拒否されました。シーズンの途中で、彼らはテストしたかったが、RCHは言った: “いいえ、私たちはできるだけで来週。すべての問題が解決しなかった、彼らは男を持っていたが、RCHは7をもたらしました。これらは、RCHは、ケンはもうそれを好きではないの結果と1 race-後に働いている、後でBaggettsサスペンションに乗ることを許されました。そして、彼らは、1 10歳またはBaggettの古いもの、新しいものを得ることができれば、昭和との契約を見てみたかったです。しかし、RCHは彼らにそれを示さありませんでした。彼はまた、空気フォークが動作しない場合、我々はすべて知っているように、彼らは、彼らがした伝統的なフォーク、に戻りますことを、言いました。

何が問題を解決出来るか?
「シーズンの途中で、彼らはすべてのことができない人を解雇している必要がありますし、私たちの親友でそれらを置き換える。その後、我々は鈴木に止められないケンRoczenを持っていただろう。しかし、理由RCHで傲慢で、唯一のケニーのために遺跡を脱出します。

 

アメリカのレースファンがドイツ語から英訳したものをGoogle翻訳したので、おかしなところも多いのですが…

 

ロクスンパパ、とにかくご立腹の様子。要点だけまとめると…

 

  • RCHスズキをプロフェッショナルな集団ではなく、ロクスンをお金儲けの道具とされている。
  • ロクスンは近々チームと契約解除することになるが、それには違約金、約2億円以上が必要。
  • ロクスンのKTM時代からのメカニックは今季限りでロクスンのもとを離れ、KTMに戻る(事実!)。
  • カーマイケルは、レースの現場には数回しか来なく、問題を把握しようとしない。
  • サスペンションセッティングが問題だけでなく、チームにマシン作りの能力がない。
  • 自らスズキのマシンを購入し、レース車と比較したところノーマル車の方が3秒速かった。
  • ヨーロッパ経由で日本のスズキ本社へ要望を出そうと試みるも、RCHはファクトリーチームではないので拒否された。
  • 現在のRCHスタッフを有能なスタッフに入れ替える。でなければロクスンはチームを離れるだろう。

 

とまぁ、軽く引いてしまうには充分なぶっちゃけ具合。RCHスズキを非難する内容に終始しています。

 

すぐさま、ロクスンもコメント発表。Roczen Speaks via:RacerXGoogle翻訳

 

ロクスン本人と個人マネージャーのコメントが掲載され、ロクスンは騒動の火消しに終始する内容に。父親のインタビューについてロクスンは知らされておらず、父親はドイツに帰国中。現在のロクスンとRCHスズキの取り組みについて知らないと。事実と異なるような内容をいくつか示唆しながらも父親のコメントを全て否定することはないまま、RCHスズキとの契約は2年契約で来年もRCHスズキで走る。とのコメントで締めくくります。ことの重大さを重く見たマネージャーの意向もあってのコメントでしょう。

 

どのスポーツでもよくありがちなアスリート本人以外の、親や支援者の問題。ロクスンの父親は過去もチームや関係者と問題を起こしてきた噂もあり、実際に一時期、親子が疎遠になった原因にもなったとロクスンが語ったことも。親だからこそ… の気持ちもとても大切で素晴らしいのですが、結果的にアスリート本人の可能性を潰してしまうことにもなりかねません…

 

特にアメリカのプロスポーツ界、スポンサーや所属企業へのネガティブなコメントが大きな問題として取り上げられる世界でもあります。今週末のAMAモトクロス最終戦でポイントランキング2位再浮上を目指す、ロクスンにとってはレースどころではない、大問題が発生してしまいました。

 

レースファンとしては今回の騒動で、ロクスンのレースキャリアに傷がつかないことを望むばかりです!

 

 


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