250SMXレースビデオ＆リザルト｜2023 AMAスーパーモトクロス最終戦 LAコロシアム

by SetagayaRacing · Published 2023-09-24 · Updated 2023-09-25

【追加：公式ロングハイライトビデオ約24分】

2023 AMAスーパーモトクロス最終戦 LAコロシアム（全3戦）。「250SMXクラス」レースビデオ＆リザルト、ポイントランキングをシェア。

今季初開催となる、AMAスーパークロスとAMAモトクロスの両シリーズ合計獲得ポイント上位ライダー達による、新プレーオフシリーズ「AMAスーパーモトクロス」。

レースフォーマットは「20分＋1周」の2レース制で争われ「総合順位のみ」に対してポイントが与えられます。さらに第2戦はポイント2倍、第3戦はポイント3倍というプレーオフ特別ルールが適用されます。

コースはかつてのモンスターエナジーカップ同様のスーパークロスとアウトドアモトクロスとのハイブリッドなコースレイアウト。具体的には難易度低いスーパークロス的コースで、フープスのレイアウトはなし。必然的にハイスピードなレースアクションが期待できるものとなります。

決勝日前日のプラクティス時の転倒のダメージの影響により、ポイントリーダーのハンター・ローレンスがタイムドプラクティス中のミスで背中の痛みによりレース出走を断念。記念すべき初開催AMAスーパーモトクロス250クラスのタイトル争いは、日本期待の下田丈選手とヘイデン・ディーガンを中心に争われることに。

エンジョイ！

【追加】

約24分：SuperMotocross Playoffs EXTENDED HIGHLIGHTS: Round 3 at Los Angeles | 9/23/23 | Motorsports on NBC

【250SMX リザルト】
1. Haiden Deegan (YAM), 5-2. – 17歳の大型新人が、プロフル参戦初年度にビッグタイトル獲得！好調チームメイト含む、上位バトルの中に終始身を置き厳しい展開ではありましたが、ルーキーとは思えない精神力と積極性がタイトルを引き寄せました。バトル中でも新ラインをトライしペースアップに繋げていく貪欲な姿勢も特筆すべき点。父親ブライアン・ディーガンに続いて、親子2代でLAコロシアムでのレース制覇の快挙達成のおまけ付き。

2. 下田丈 (KAW), 4-4. – 両レースでタイトル争うディーガンにスタートから遅れを取る厳しい展開。上位陣のタイム差少ないコースながらポジションを上げていくも最後の最後で勝負しきれなかったバトルがディーガンと明暗を分ける結果に。モト1最後でビアルをパスしたかった…。前戦でのマシントラブルが悔やまれるもののプレーオフシリーズを大いに盛り上げました。

3. RJ Hampshire (HUS), 2-6.
4. Justin Cooper (NYY), 7-3.
5. Levi Kitchen (YAM), 10-1.

6. Jordon Smith (YAM), 1-10. – サプライズ感あるモト1勝利で一気にタイトル争いに絡んできたベテランでしたが、モト2ではオープニングラップの転倒でタイトル争いから脱落。光るスピードと転倒という、ある意味でスミスらしい展開。

7. Pierce Brown (GAS), 8-5.
8. Jalek Swoll (HUS), 6-8.
9. Maximus Vohland (KTM), 9-7.
10. Tom Vialle (KTM), 3-13.

【250SMX ポイントランキング】
1. Haiden Deegan (YAM), 157 points（1勝）– ローレンス欠場もありましたが、ミスや取りこぼしもあった全3戦の短いシリーズでしたが、一貫した勝負強さが初タイトルの決め手でしょう！
2. 下田丈 (KAW), 152（1勝）– AMAモトクロス終盤戦の好調を持ち込むも最後の最後でスタートや序盤の積極性という課題が改めて浮き彫りとなる展開。しかし、改めて下田選手の可能性と来季の飛躍を強烈にアピール。
3. RJ Hampshire (HUS), 122
4. Levi Kitchen (YAM), 114
5. Jordon Smith (YAM), 110
6. Justin Cooper (YAM), 101
7. Maximus Vohland (KTM), 98
8. Tom Vialle (KTM), 90
9. Hunter Lawrence (HON), 89（1勝）
10. Jalek Swoll (HUS), 88