250MXハイライトビデオ&リザルト雑感|2023 AMAモトクロス 第4戦 ハイポイント

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【追加:リザルト雑感】

2023 AMAモトクロス 第4戦 ハイポイント(全11戦)、「250MXクラス」レースビデオ&リザルト雑感、ポイントランキングをシェア。

AMAモトクロス史上多くの名勝負が繰り広げられた、すり鉢状の地形にレイアウトされた歴史あるコースでの見応えあるレースアクションに期待です。好天で穏やかな気温の下でのベストコンディションは見応えあるレースに。

 

 

全11戦の今季シリーズはアメリカ東部連戦がスタートする今大会から中盤戦に突入。レース開催直前の木曜日、金曜日の降雨の影響でマディ路面から徐々にコンディションが回復していく中でのレースは、深く柔らかい轍やラインチョイスが大きく展開を左右させる目が離せない展開となりました。

エンジョイ!

 

 


 

【250MX リザルト】
1. Hunter Lawrence (HON), 3-1. – 開幕総合4連勝! スタート直後の下田選手の転倒に巻き込まれる不運もありましたが、MXGP優勝経験誇るライダーらしく、マディの難コンディションでライディングスキルやラインチョイスでライバルたちを圧倒する追い上げの素晴らしさ。両レース共に追い上げ展開でしたが、モト1は無理せず確実なライディング、モト2では自分のラインに集中することに専念したと今大会を振り返りました。しかし、赤十字フラッグ無視により7点減算のペナルティが下されました…(順位・結果に変動なし)。

2. RJ Hampshire (HUS), 1-7. – ラストラップ逆転勝利という勝負強さと度重なる転倒…という、ある意味ハンプシャーらしい展開となった今大会。モト1ラストラップでの大型新人ディーガンとの首位バトルはハンプシャーのフィジカルとメンタルの強さも特筆すべき点。今季レース勝利2勝ながらも出遅れや転倒・ミスによる取りこぼしを修正出来るのかが課題。冷静さと忍耐力が求められるでしょう。モト2スタート直後のチームメイト、スウォルとの接触転倒は自身の不注意であったとコメント。

3. Haiden Deegan (YAM), 2-6. – タイムドプラクティス最速ラップ記録。モト1はラストラップで首位を明け渡す悔しい展開も、モト2ではスタート直後のマルチクラッシュからハンプシャーと共に追い上げます。このレースではハンプシャーを引き離して最後方から追い上げての6位は価値あるものに。経験少ないマディでもルーキーとは思えない戦いぶりや成長していくスピードの早さは驚きのレベル。

4. 下田丈 (KAW), 7-3. – コースの難易度上がると下田選手のライディングが輝く。タイムドプラクティス時から好調を維持するもスタート直後の転倒もあり総合表彰台には届かず。とはいえ、モト2終盤〜ラストラップでの追い上げ劇は下田選手の真骨頂ともいえる凄みを感じさせるものでした! スタートの精度は高まっており、シリーズ中盤戦からの巻き返しが期待できる展開。勝てるスピードはレース内で発揮しており、歯車が噛み合うには次戦のAMAモトクロス初優勝の地、レッドバッドに期待でしょう。

5. Tom Vialle (KTM), 11-2. – 前戦での手首の負傷が心配されましたが、モト2でベストリザルト記録。GP王者らしく、難コンディションのアップダウンコースで実力発揮。モト1はスタート直後のマルチクラッシュで出遅れ。引き続き注目していきたい存在です。

6. Chance Hymas (HON), 8-5. – 前戦での3位入賞以降、本来のポテンシャルを発揮しているホンダファクトリー所属のルーキー。モト2でベストラップ記録し、首位快走。中盤以降順位を落としていくもルーキーらしい活躍に期待。アイダホ州出身で同郷のジェイク・ワイマーをトレーナーとしてきましたが、現在はフロリダ拠点でローレンス兄弟と共にトレーニングを積んでいます。

7. Ryder DiFrancesco (KAW), 5-8. – プロサーキットカワサキ所属のルーキーがキャリアベストリザルト。

8. Jalek Swoll (HUS), 4-11. – 2年前にプロ初優勝飾った好相性のコース。レース序盤に上位での存在感増しています。

9. Levi Kitchen (YAM), 12-4. – 勝てる実力あるライダーながら線の細さからか? ムラのあるレースが続いています。骨太改革が待たれます。

10. Maximus Vohland (KTM), 6-12.

 

【250MX ポイントランキング 4 of 11】
1. Hunter Lawrence (HON), 175 points(4勝)
2. Haiden Deegan (YAM), 147 – ルーキーが、28点差でローレンスを追う展開。
3. RJ Hampshire (HUS), 133
4. 下田丈 (KAW), 129 – ランキング首位から、46点差。
5. Justin Cooper (YAM), 121 – タイムドプラクティス時の転倒で決勝レース欠場。ダメージが心配されます…。
6. Levi Kitchen (YAM), 115
7. Maximus Vohland (KTM), 107
8. Tom Vialle (KTM), 100
9. Chance Hymas (HON), 92
10. Ryder DiFrancesco (KAW), 92

 

450MXハイライトビデオ&リザルト|2023 AMAモトクロス 第4戦 ハイポイント

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