250SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2023 AMAスーパークロス 第11戦 シアトル

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【追加:リザルト雑感】

2023 AMAスーパークロス 第11戦 シアトル。全17戦で争われる世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズが、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、ウエストシリーズの第5戦(全9戦)として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト&最新ポイントランキングをシェア。

 

 

シアトルSXでは古くからお馴染みと言える、軟質路面と短いラップタイム。レースの早い段階から現れることが予想される周遅れと深い轍への対処が勝敗を分ける可能性あり。250SXクラスは、1ヶ月強のインターバル期間を経てのウエストシリーズ開催となります。

エンジョイ!

 

 


 

【250SXウエスト 決勝リザルト】
1. Jett Lawrence (HON), 18 laps – 今季5勝目(250SX通算11勝)で大量ポイントリードを築き上げるも、ミスも多く思うようなライディングが出来なかったことにフィニッシュジャンプ時から表彰台まで苛立ちを隠しませんでした。しかし、まだまだペースを上げられる余裕は感じられるスムーズなライディング。次戦は自身が鬼門と語るグレンデールSXでの決勝3レース制「トリプルクラウン」大会(トリプルクラウン優勝なし)。今季唯一、優勝逃しているのもアナハイム2SXでのトリプルクラウンだけにリベンジに期待。上位3名の顔ぶれ順位は前戦から変わらず。

2. Rj Hampshire (HUS), +02.712 – 今大会でもレース終盤に勝負強さを発揮し、2位浮上。マカドゥーへのアグレッシブなパッシングについてはラストラップだと勘違いして思い切って仕掛けたものの翌周がラストラップと知るとマカドゥーからの反撃を恐れて全力で逃げ切ったとのこと。スタートの精度が問われます。

3. Cameron McAdoo (KAW), +03.215 – インターバル前の腕の負傷は完治しているもののレース終盤でハンプシャー相手に順位を落とす展開は今季何度も見てきた光景…。過去数レースはレース後の険しい表情が印象的。轍の多い荒れたコースで周遅れの影響をコメントするも次戦トリプルクラウンでの優勝を目指すとコメント。

4. Enzo Lopes (YAM), +21.139 – スタート直後の最後尾付近から難易度高いコースで激しく追い上げる快走劇からのキャリアベストタイの4位。追い上げペースも表彰台メンバーと変わらぬハイパース。不安定なレース展開が多いのですが、今季はヤマハのトップチームであるスターレーシングヤマハを凌ぐ好リザルトが光っています。

5. Max Vohland (KTM), +25.330 – 今季3度目の5位。スタート出遅れから確実なライディングでポジションアップ。荒れたコースでライン取りが定まらずに苦戦とのこと。

6. Levi Kitchen (YAM), +31.140 – 地元大会ということでヒートレース初勝利からのメインレースでの活躍も期待されましたが、4番手まで追い上げたところでリアブレーキ? ペダル? に石が挟まるトラブルで失速。

7. Pierce Brown (GAS), +34.975 – 韓国系アメリカ人。ヒートレース勝利もスタート直後にマムフォードとの接触で転倒。最後尾からの追い上げ。カリフォリニア滞在時はクーパー・ウェブのルームメイトでトレーニングパートナー。

8. Carson Mumford (KAW), +48.682 – 代役ライダーとしてプロサーキットカワサキ新加入のマムフォードが負傷もありようやく今季初レース。ヒートレースでは首位快走からの2位フィニッシュとポテンシャルの高さは披露。負傷明けということで終盤はペースダウンするも結果には満足と語り、シリーズ終了前には5位以内を目標とするとコメント。

9. Mitchell Oldenburg (HON), +1 lap
10. Cole Thompson (YAM), +1 lap
11. Robbie Wageman (SUZ), +1 lap
12. Joshua Varize (KTM), +1 lap
13. Derek Drake (SUZ), +1 lap
14. Hunter Yoder (KAW), +1 lap
15. Derek Kelley (KTM), +1 lap
16. Max Miller (KTM), +1 lap
17. Austin Politelli (GAS), +1 lap
18. Anthony Rodriguez (HON), +1 lap
19. Mitchell Harrison (GAS), +2 laps
20. Kaeden Amerine (KTM), +2 laps
21. Hunter Schlosser (YAM), +3 laps
22. Stilez Robertson (YAM), +13 laps

 

【250SXウエスト ポイントランキング 5 of 9】
1. Jett Lawrence (HON), 127 points(4勝)– 23点差の大量リード。このまま波乱なければ最終戦前にタイトル確定は間違いない圧倒的強さ。
2. Rj Hampshire (HUS), 104 – マカドゥーとのランキング2位争いが面白いことになっています。
3. Cameron McAdoo (KAW), 101
4. Mitchell Oldenburg (HON), 83
5. Enzo Lopes (YAM), 82
6. Levi Kitchen (YAM), 80(1勝)
7. Max Vohland (KTM), 70
8. Pierce Brown (GAS), 67
9. Cole Thompson (YAM), 59
10. Stilez Robertson (YAM), 53
11. Derek Kelley (KTM), 53
12. Dylan Walsh (KAW), 49
13. Phillip Nicoletti (YAM), 44
14. Robbie Wageman (SUZ), 41
15. Anthony Rodriguez (HON), 40
16. Hunter Yoder (KAW), 40
17. Derek Drake (SUZ), 30
18. Mitchell Harrison (GAS), 24
19. Joshua Varize (KTM), 24
20. Dilan Schwartz (SUZ), 22

 

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