レースビデオ&リザルト|2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第7戦 イタリアGP

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2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第7戦 イタリアGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

80年代から数々の名勝負が繰り広げられた歴史ある会場、マジョーラでの一戦は決勝日前夜の降雨によりマディから徐々に路面状況が回復していくという難コンディション。転倒者続出で順位の入替え激しいレースとなりました。エンジョイ!

 

 


 

【MXGP 総合結果】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 1-1
2. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 2-2
3. Maxime Renaux (FRA, YAM), 3-3
4. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 4-7
5. Ruben Fernandez (ESP, HON), 6-5
6. Ben Watson (GBR, KAW), 10-4
7. Pauls Jonass (LAT, HUS), 5-8
8. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 7-9
9. Mitchell Evans (AUS, HON), 13-6
10. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 8-12

開幕から欠場続いている王者ハーリングス、フェーブルに続いて、ランキング2位のプラドが肩脱臼で今大会欠場。4強で唯一残るガイザーが今季6度目の総合優勝をピンピン完全優勝達成(7戦中、6勝・14レース中、10勝)。レース1ではラインが限られる難コンディションの中、着実にレース終盤に首位浮上。レース2では序盤からハイペースで首位浮上後は独走優勝。変わりゆくコンディションに対応してレーススタイルを変えていく冷静さはライバル不在の余裕をシリーズ前半戦で感じさせるレース運び。総合2位は、今季ベストリザルトのシーワー。好不調の波が激しかった今シリーズですが、復調のきっかけとなる快走。総合3位には、ルーキーのルノーが再び表彰台へ。今季話題の新人ですが、スタートが決まると昨年のMX2王者としてのポテンシャルを存分に発揮する大活躍。ミスも目立ちますが、臆することなく首位バトルに挑む姿勢は欠場者多数の今季MXGPクラスでは光る存在です。

 

【MXGP ポイントランキング】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 336 points
2. Maxime Renaux (FRA, YAM), 255
3. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 231
4. Jorge Prado (ESP, GAS), 220
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 199
6. Ruben Fernandez (ESP, HON), 194
7. Brian Bogers (NED, HUS), 173
8. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 166
9. Pauls Jonass (LAT, HUS), 149
10. Alberto Forato (ITA, GAS), 132

プラド欠場もあり、ポイントリーダーのガイザーは「81点差」に拡大。ランキング2位にはルーキーのルノーが浮上!

 

【MX2 総合結果】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-2
2. Tom Vialle (FRA, KTM), 5-1
3. Stephen Rubini (FRA, HON), 2-6
4. Simon Längenfelder (GER, GAS), 6-3
5. Kay de Wolf (NED, HUS), 9-4
6. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 7-5
7. Isak Gifting (SWE, KTM), 3-12
8. Liam Everts (BEL, KTM), 4-13
9. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 12-7
10. Kay Karssemakers (NED, KTM), 11-9

難コンディションでも上手くレースをマネージメントしたポイントリーダー返り咲き直後のグリーツが総合優勝。レース1はスタート直後の混戦で運も味方し首位浮上後はそのまま独走。レース2では徐々にペースアップし首位のビアルに迫るも届かずに2位。総合2位は、同点ポイントリーダーとして挑んだビアル。レース1スタート直後の転倒なければ… という展開でしたが、レース2はホールショットから得意の逃げ切り勝利。今後もグリーツとの対決に大注目です。総合3位には、初表彰台登壇のルビーニ。好スタートのレース1はコンスタントに2位をキープ。混戦からの追い上げとなったレース2ではラインの限られた難コンディションでもミスなく走りきったことがキャリアベストリザルトに繋がりました。レース2直後は自分が表彰台登壇出来たとは分からなかったとのこと。

 

【MX2 ポイントランキング】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 291 points
2. Tom Vialle (FRA, KTM), 285
3. Simon Längenfelder (GER, GAS), 216
4. Kay de Wolf (NED, HUS), 211
5. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 211
6. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 199
7. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 172
8. Andrea Adamo (ITA, GAS), 169
9. Isak Gifting (SWE, KTM), 165
10. Stephen Rubini (FRA, HON), 158

同点首位で今大会に挑んだグリーツとビアルでしたが、6点差でグリーツが単独首位へ。ランキング3位争い以降の争いも激化してきています。

 

Juan Pablo Aceved, HQV Images Open   


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