250SX決勝ハイライトビデオ｜2022 AMAスーパークロス最終戦（第17戦）ソルトレイクシティ

by SetagayaRacing · Published 2022-05-08 · Updated 2022-05-08

2022 AMAスーパークロス最終戦（第17戦）ソルトレイクシティ。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスですが、最終戦は恒例の東西シリーズ混走「ショーダウン」の今季2度目の開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト＆最新ポイントランキング（東西シリーズ）をシェア。

シリーズ最終戦を迎える会場は、3年連続でユタ州ソルトレイクシティのライズエクルズスタジアム。前戦のデンバーSX同様にスーパークロス開催会場の中でも標高が高いことで知られています。フィジカルやマシンセッティングへの影響も予想される一戦。

250SXウエストシリーズではポイントリーダーのクリスチャン・クレイグが、14位以上で自力タイトル確定という圧倒的優位な状況に変わりはありませんが、波乱・ドラマも予想される東西シリーズ混走ショーダウンでのタイトル決定戦は大注目です。250SXイーストシリーズでタイトル確定済みのジェット・ローレンスはタイムドプラクティスでの転倒で足を捻挫、大事を取りレースは欠場となりました。下田丈選手のランキング4位争いにも注目です。エンジョイ！

【250SXショーダウン決勝リザルト】
1. Nate Thrasher (YAM), 19 laps – 今季初優勝＆初表彰台が最終戦ショーダウンという大ブレイク見せたSX2年目のスターレーシングヤマハライダー。ヒートレースの好調を維持し、クレイグとローレンスを立て続けにパスするスピードと貪欲な勝利への姿勢が光りました。レース終盤はローレンスの反撃をかろうじて凌いでの勝利でしたが、フープスで手が外れようが攻め続ける気迫はローレンスを退けました。昨年のルーキーイヤーでSX2勝がまぐれでなかったことを実力で証明する価値ある勝利。

2. Hunter Lawrence (HON), +00.432 – ウエスト逆転タイトルには優勝しかなかったローレンスでしたが、思わぬ伏兵に勝利を奪われる悔しいレース。シリーズ後半戦のスピードと安定感はローレンス本来の実力が発揮された素晴らしいシーズンでした。弟のジェット・ローレンスばかりにスポットライト当たる印象ですが、MXGPから戦いの場をAMAに移してから負傷続きだったという理由もあり、5月末開幕のAMAモトクロス含めて今後の活躍に改めて注目すべき存在です。

3. Pierce Brown (GAS), +04.011 – ヒートレースでの転倒もありLCQからのメインレース進出。レース前半に3位浮上後は首位争いを視野に捉えられる位置まで迫りましたが、勝負仕掛ける距離までは近付けずにハンプシャーと僅差の走行。今季3度目、2戦連続の3位表彰台登壇。

4. Rj Hampshire (HUS), +13.212 – 表彰台狙える位置ながらも決め手に欠いたこのクラスのベテラン。

5. 下田丈 (KAW), +16.426 – ヒートレース4番手からメインレース進出。前戦に引き続き後方からの追い上げレース。チームメイトのフォークナーとのバトルを制した8周目以降は全ラップ「49秒台」というコンスタントなレースは下田選手の持ち味が発揮された内容。

6. Austin Forkner (KAW), +17.256
7. Michael Mosiman (GAS), +27.400

8. Christian Craig (YAM), +32.435 – 30歳のベテランが悲願の初タイトル獲得！怪我続きでTLDチームを解雇後に一度は引退するも、子供に勇姿を見せたいという理由で現役復帰。スピードはあるも復帰後も怪我続きでしたが、スターレーシングヤマハ加入後のスピードは別格。3戦連続で転倒もありましたが、課題の不安定なリザルトを克服した文句なしの新チャンピオン決定！開幕前から来季は450クラスにステップアップと明言していた通り、ロックスターエナジーハスクバーナ入り（450クラス）がモトゴシップとして囁かれています。

9. Chris Blose (GAS), +36.471
10. Jalek Swoll (HUS), +38.078
11. Jordon Smith (HON), +46.068
12. Jace Owen (YAM), +47.273
13. Mitchell Oldenburg (HON), +1 lap
14. Derek Drake (SUZ), +1 lap
15. Carson Brown (KTM), +1 lap
16. Cullin Park (HON), +1 lap
17. Vince Friese (HON), +1 lap
18. Dominique Thury (YAM), +1 lap
19. Mitchell Harrison (GAS), +1 lap
20. Jarrett Frye (HON), +1 lap
21. Marshal Weltin (YAM), +1 lap
22. Enzo Lopes (YAM), +8 laps

【250SXイーストポイントランキング】
1. Jett Lawrence (HON), 192 points（4勝）– 最終戦欠場もタイトル確定済み。
2. Rj Hampshire (HUS), 158（1勝）
3. Pierce Brown (GAS), 149
4. Mitchell Oldenburg (HON), 132
5. Enzo Lopes (YAM), 117
6. Jordon Smith (HON), 116
7. Cameron McAdoo (KAW), 114（1勝）
8. Jace Owen (YAM), 101
9. Austin Forkner (KAW), 98（1勝）
10. Derek Drake (SUZ), 88
11. Joshua Varize (HUS), 78
12. Phillip Nicoletti (YAM), 76
13. Stilez Robertson (HUS), 67
14. Kyle Chisholm (YAM), 64
15. Cullin Park (HON), 56
16. John Short (HON), 54
17. Jeremy Martin (YAM), 42
18. Henry Miller (YAM), 41
19. Marshal Weltin (YAM), 39
20. Jarrett Frye (HON), 35

【250SXウエストポイントランキング】
1. Christian Craig (YAM), 230 points（4勝）– キャリア初タイトル獲得
2. Hunter Lawrence (HON), 220（4勝）
3. Michael Mosiman (GAS), 197（1勝）
4. 下田丈 (KAW), 162 – 単独4位を確定して3年目のSXシリーズを終えました
5. Nate Thrasher (YAM), 152（1勝）
6. Vince Friese (HON), 150
7. Chris Blose (GAS), 120
8. Garrett Marchbanks (YAM), 117
9. Robbie Wageman (YAM), 109
10. Jalek Swoll (HUS), 106
11. Carson Brown (KTM), 92
12. Carson Mumford (SUZ), 80
13. Derek Kelley (KTM), 78
14. Dominique Thury (YAM), 65
15. Cole Thompson (YAM), 50
16. Mitchell Harrison (GAS), 50
17. Ryan Surratt (YAM), 48
18. Seth Hammaker (KAW), 44
19. Dylan Walsh (KAW), 41
20. Logan Karnow (KAW), 40