250SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2022 AMAスーパークロス 第5戦 グレンデール

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【追加:リザルト雑感】

2022 AMAスーパークロス 第5戦 グレンデール。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、ウエストシリーズ第4戦(全10戦)として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト雑感&最新ポイントランキングをシェア。

 

 

昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で見送られ、2年振りの今季初となる「10分 + 1周(250SXクラス)」決勝3レース制「トリプルクラウン」大会として開催される注目の一戦。エンジョイ!

 

 


 

 

【250SXウエスト 決勝リザルト】
1. Hunter Lawrence (HON), 5(2-1-2)– 自身初のトリプルクラウン大会で今季初優勝達成! 決して最速ライダーではありませんでしたが、3レース全てで好スタートを揃え、開幕から表彰台連続登壇果たす安定感が光りました。メインレース2での猛追見せたモジマンを退けた激走が総合優勝の大きな要素となりました。シリーズの流れを変えることが出来るか? 次戦の活躍が鍵を握るでしょう。

2. Christian Craig (YAM), 6(1-4-1)– 得意と語るその言葉通りに3レース完全勝利も夢ではないスピードを披露するも、あまりにも不運すぎるメインレース2のクラッシュ…。大きな怪我に至らず一安心ではありますが、結果的に総合優勝を逃す結果に。ライブ中継内でもありましたが、接触してきたフリージーへレース後に詰め寄ろうとするもチームスタッフになだめられパドックへ。レース後の記者会見でも怒り収まらず。

3. 下田 丈 (KAW), 11(5-3-3)- ようやく今季初表彰台登壇! まずまずのスタートを3レースで揃えて奮闘。フリージー相手にペースを乱されてしまい転倒という課題も露呈しましたが、今季ここまでの不運を考えると内容よりも表彰台登壇という結果は非常に大きな意味を持つでしょう。本人も表彰台で語るように今大会をきっかけに流れを変えることが出来るのか? インターバル突入直前となる次戦の活躍にかかっています。

4. Garrett Marchbanks (YAM), 16(4-6-6)– 勝負所でミスや攻めきれないシーンが見受けられる今季のマーチバンクス。不安定なレースが続きましたが、コンスタントなレース運びが好結果に。プライベートチームからの参戦ですが、このクラスでの優勝経験者としては表彰台を期待したい。

5. Vince Friese (HON), 17(3-10-4)– 持ち前の好スタートから接触を恐れないディフェンシブなレーススタイルが物議を醸してきたフリージーが、メインレース2でのクレイグへの接触ではAMAスーパークロスでは重要な「一線」を超えてしまった印象。450時代も含め、リザルトが示す通りに実力があるライダーというのは間違いない点。しかし、ライバルを危険にさらすようなレースへの姿勢を改めていただきたい…。タラレバですが、レース2の接触転倒が無ければ、表彰台登壇の可能性も大いにありました。AMAから、6ヶ月の保護観察処分が下されています。

6. Jalek Swoll (HUS), 18(6-5-7)– 開幕戦での負傷から確実に調子を上げてきていますが。さらなる上位を目指すには自身も課題と語るフープス攻略を含めて、ワンランク上のスピードが必要となるでしょう。

7. Nate Thrasher (YAM), 20(8-7-5)– 持ち前のスピードを取り戻しつつあり、タイムドプラクティスから存在感が増しています。レース中のミスやスタートの精度を高めれば表彰台争いに絡んでいけるはず。

8. Carson Brown (KTM), 26(9-9-8)-前戦でキャリア最上位記録したプライベーターが、トリプルクラウン大会でも活躍。トップ10を揃える実力が光ります!

9. Michael Mosiman (GAS), 27(10-2-15)– SX初優勝も果たし今季大躍進のモジマンでしたが、課題だった不安定を露呈。自らのミスで大崩れ。タイトル争いも一気に厳しい状況へ。

10. Robbie Wageman (YAM), 33(15-8-10)
11. Derek Kelley (KTM), 35(7-19-9)
12. Dylan Walsh (KAW), 35(13-11-11)
13. Mitchell Harrison (GAS), 37(12-13-12)
14. Chris Blose (GAS), 43(14-15-14)
15. Jerry Robin (GAS), 44(17-14-13)
16. Dominique Thury (YAM), 48(16-12-20)
17. Logan Karnow (KAW), 50(18-16-16)
18. Cole Thompson (YAM), 52(11-20-21)
19. Geran Stapleton (GAS), 53(19-17-17)
20. Wyatt Lyonsmith (KAW), 58(21-18-19)
21. Mcclellan Hile (HON), 59(20-21-18)

22. Carson Mumford (SUZ), 66(22-22-22)- 下田世代の若手逸材ですが、メインレース1でクラッシュし、そのままリタイア。調子を上げてきていただけに残念。

 

 

【250SXイースト ポイントランキング 5 of 10】
1. Christian Craig (YAM), 122 points(3勝)- 次戦、アナハイム3SXを終えると250SXウエストシリーズは長いインターバルを迎えるだけに再びポイントリードを拡大したいところ。
2. Hunter Lawrence (HON), 114(1勝) – 今季初優勝で8点差まで迫る。
3. Michael Mosiman (GAS), 99(1勝)
4. 下田 丈 (KAW), 87 – 3位モジマンに12点差に迫る。
5. Nate Thrasher (YAM), 79
6. Vince Friese (HON), 76
7. Robbie Wageman (YAM), 64
8. Carson Brown (KTM), 55
9. Carson Mumford (SUZ), 55
10. Garrett Marchbanks (YAM), 54
11. Jalek Swoll (HUS), 51
12. Cole Thompson (YAM), 50
13. Chris Blose (GAS), 46
14. Seth Hammaker (KAW), 44
15. Dylan Walsh (KAW), 41
16. Derek Kelley (KTM), 38
17. Dominique Thury (YAM), 32
18. Mitchell Harrison (GAS), 30
19. Dilan Schwartz (SUZ), 26
20. Logan Karnow (KAW), 26

 

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