250SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2022 AMAスーパークロス 第3戦 サンディエゴ
【追加:リザルト雑感】
2022 AMAスーパークロス 第3戦 サンディエゴ。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、ウエストシリーズ第3戦(全10戦)として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト雑感&最新ポイントランキングをシェア。
米海軍基地の街として知られるサンディエゴでのレースということで、今年もアメリカ軍への感謝と敬意を表すための迷彩柄やミリタリーモチーフのスペシャルウェアやマシングラフィックが我々レースファンの目を楽しませてくれる「ミリタリー・アプリシエーション大会」として開催。エンジョイ!
【250SXウエスト 決勝リザルト】
1. Michael Mosiman (GAS), 20 laps – オフシーズンから好調伝えられていたモジマンが、嬉しいキャリア初優勝達成! ヒートレース時からポイントリーダーのクレイグを上回るペースは目を見張るものがありました。ホールショットから全ラップ首位、このレースのベストラップ記録、AMA250クラスでのGASGAS初優勝のおまけ付き。チームメイトのバーシアと練習しているテストコースの気分だったと語るように、レース前半のハイスピードをレース通じて維持できれば今後も勝利を重ねていくことでしょう。
2. Hunter Lawrence (HON), +01.361 – モジマンを追い詰め首位浮上目前かと思われましたが、自らのミスから転倒。再追い上げも届かず。2戦連続2位。開幕戦から連続表彰台登壇中。レース後は悔しさをにじませましたが、周遅れが多数発生したレース終盤でも衰えないスピードとフィジカルはライバルたちには脅威に映ったはず。総合的には2位フィニッシュに満足しているとの語りました。
3. Christian Craig (YAM), +25.109 – 最後尾から3位表彰台への追い上げが中継内でも大きく取り上げられていた地元クレイグ。今大会でもフープスでの圧倒的なスピードと安定感が大きな武器となっていました。開幕戦から連続表彰台登壇中。転倒後はマシンにオイル漏れが見えたたようですが(他者のものだった模様)、再スタートからしばらく間はマシン損傷箇所を探しながらの走行も「損傷なし」を確認後から本格的な追い上げ開始。ブロック走行を仕掛けてきたフリージーとのバトルは慎重にならざるを得なかったとのこと。
4. Vince Friese (HON), +27.058 – 450SXクラスから今季は250SXウエスト参戦中のベテラン、フリージー(イーストシリーズでは450参戦)。表彰台登壇の可能性もありましたが、クレイグの勢いの前に屈しました。そのクレイグとのバトル時のブロック走行がフリージーの真骨頂…。
5. 下田丈 (KAW), +44.178 – スタート出遅れ、クレイグに追突する形で1コーナーでのマルチクラッシュに巻き込まれる。リヤブレーキ破損のコメントあり。レース中盤まではトップ10圏外と苦しい追い上げでしたが、レース終盤でもしぶとくバトルを戦い抜き、ラスト2周で元チームメイトのマムフォードを抜いて5番手浮上となりました。コメント詳細&ギャラリーは、コチラから!
6. Carson Mumford (SUZ), +52.302 – キャリアベストリザルト更新
7. Jalek Swoll (HUS), +1 lap – 開幕戦ヒートレース時の負傷から今季初メインレース進出。復帰初戦としては順位に満足しているそうで、スタートやレースを重ねていけば調子も上向くと思うと語っています。
8. Nate Thrasher (YAM), +1 lap – 昨年のルーキーイヤーで2勝の逸材。3位走行から表彰台登壇も見えてきた中盤にコースアウトで順位を落とす。
9. Cole Thompson (YAM), +1 lap
10. Carson Brown (KTM), +1 lap
11. Dylan Walsh (KAW), +1 lap
12. Derek Kelley (KTM), +1 lap
13. Chris Blose (GAS), +1 lap
14. Robbie Wageman (YAM), +1 lap
15. Ryan Surratt (YAM), +1 lap
16. Devin Harriman (KTM), +2 laps
17. Dilan Schwartz (SUZ), +2 laps
18. Dylan Woodcock (HUS), +2 laps
19. Brandon Ray (KAW), +2 laps
20. Kaeden Amerine (KTM), +3 laps
21. Justin Rodbell (KAW), +3 laps
22. Garrett Marchbanks (YAM), +10 laps
【250SXイースト ポイントランキング 3 of 10】
1. Christian Craig (YAM), 73 points(2勝)– 6点差でポイントリードを死守。
2. Hunter Lawrence (HON), 67
3. Michael Mosiman (GAS), 62(1勝)- 11点差のトップ3。
4. Vince Friese (HON), 54
5. 下田丈 (KAW), 50 – 残り7戦で、23点ビハインド。安定感に課題ありな上位勢の顔ぶれだけにまだまだタイトル獲得の可能性はアリだと断言します。しかし、表彰台登壇もしくは優勝は急務でしょう。これ以上の取りこぼしは避けたい。
6. Seth Hammaker (KAW), 44 – 負傷戦線離脱
7. Nate Thrasher (YAM), 44
8. Carson Mumford (SUZ), 39
9. Robbie Wageman (YAM), 37
10. Chris Blose (GAS), 36
11. Garrett Marchbanks (YAM), 35
12. Cole Thompson (YAM), 34
13. Dilan Schwartz (SUZ), 26
14. Carson Brown (KTM), 23
15. Ryan Surratt (YAM), 22
16. Dylan Walsh (KAW), 18
17. Dominique Thury (YAM), 17
18. Jalek Swoll (HUS), 16
19. Devin Harriman (KAW), 16
20. Derek Kelley (KTM), 13
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