250SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第4戦 インディアナポリス1

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【追加:リザルト雑感】

2021 AMAスーパークロス 第4戦 インディアナポリス1。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスのイーストシリーズ第4戦(全9戦)、決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。

 

 

コロナ禍で行われる2021 AMAスーパークロスシリーズ。多くのラウンドを同一会場3連戦「トリプルヘッダー」(一部2連戦、デイトナSXは単独開催)を基本に開催。第4戦からはインディアナ州インディアナポリスでの3連戦。ハイライトビデオで大注目の一戦を振返ります。レース関連記事リンクは最下段に。エンジョイ!

 

 


 

 

タイトル候補のフォークナーは鎖骨骨折、ハンプシャーは手首脱臼含む手の負傷で欠場。成長著しいレッドブルKTM期待の若手にしてタロン・ボーランドの息子、マキシマス・ボーランドはプラクティス時にフープスで転倒。股関節脱臼で欠場へ。ボーランドはチーム首脳陣から怪我なくトップ10圏内でSX参戦初年度を終えてくれれば十分という立場だっただけに非常に残念。3名共に復帰時期は未定です。

 

【250SXイースト 決勝リザルト】
1. Colt Nichols (YAM), 20 laps – 2連勝で単独ポイントリーダーへ! 両クラス通じて開幕戦から連続表彰台登壇(3位・2位・1位・1位)はニコルスだけ。課題だったスタートを克服しホールショットから全ラップ首位、ランキング同点首位で迎えたライバルでありチームメイトでもあるクレイグとのリードをじわじわと拡げての完全勝利。シリーズの流れを自らの実力で引き寄せる大きな意味を持つ勝利となりました。このレースのベストラップ記録!

2. Michael Mosiman (GAS), +09.852 – 下田選手同様、クレイグとローレンスの接触転倒で2位が舞い込みキャリア最上位達成。ヒートレース時から好スタートで序盤は表彰台圏内での存在感増しています。ヒートレース時に前戦で激しく接触されたローレンスにパッシングを仕掛け、仕返し成功も話題となりました!

3. 下田丈 (KAW), +10.657 – プロ初表彰台!ラストラップのクレイグとローレンスのクラッシュがあったものの持ち味でもあるしぶとい戦いぶりと安定感が表彰台を呼び込みました。AMAモトクロスでレース3位からの表彰台インタビューは経験していますが、AMAモトクロスでの表彰台登壇は総合結果に対して3位まで。正式には今回の表彰台がプロ初表彰台登壇ということになります。インタビューでは次回は実力で表彰台登壇したいとコメントしていた通り、運が大きく味方したのは間違いありませんが、レース終盤でもペースを落とさずにラストラップに好位置に付けていたからこその表彰台登壇。レース後の記者会見で自力での表彰台登壇に何が必要か?の質問には… 現在はレース中に身体が固く、80%〜90%でのライディングとのこと。最初から最後まで転倒を恐れずにもっともっと攻め続ければ自力表彰台が見えてくるはずとコメント。今回の3位表彰台がブレイクスルーとなるでしょう!

4. Jett Lawrence (HON), +12.482 – スタートでギアをニュートラルに入れ出遅れ、追い上げ中の転倒ありながらもレース後半で首位ニコルスを上回るスピードで猛追撃はメインレースのハイライト。下田選手含む上位陣を圧倒するスピードでラストラップに2位クレイグに仕掛けたところで接触転倒。その接触時の模様が議論の的になっており大きな話題に。会場の大声援を味方にしており、次戦以降の巻き返しが期待されます。改めて取り上げる予定です!

5. Christian Craig (YAM), +13.075 – レース中盤以降、周遅れ発生時点から首位ニコルスにリードを許し始め、リズムを崩したことがラストラップのドラマを演出した結果に…。得意のレース序盤のスピードを発揮できずにタイトル争うチームメイトのニコルスに3戦連続で敗れる悪い流れ。インディアナポリスでの残り2連戦での早急な仕切り直しは必至でしょう。

6. Mitchell Oldenburg (HON), +38.985 – 一発のスピードには定評あるライダーでヒートレース時から好調。

7. Thomas Do (KTM), +1 lap
8. John Short (SUZ), +1 lap
9. Joshua Osby (HON), +1 lap
10. Grant Harlan (HON), +1 lap
11. Joshua Varize (KTM), +1 lap
12. Hunter Sayles (KTM), +1 lap
13. Jeremy Hand (HON), +1 lap
14. Devin Simonson (KAW), +1 lap
15. Kevin Moranz (KTM), +1 Rnd.
16. Hunter Schlosser (YAM), +1 lap
17. Wilson Fleming (HON), +1 lap
18. Lane Shaw (KTM), +1 lap
19. Max Miller (KTM), +2 laps
20. Maxwell Sanford (HON), +3 laps
21. Lorenzo Camporese (KAW), +12 laps
DNF Logan Karnow (KAW)

 

 

【250SXイースト ポイントランキング 4 of 9】
1. Colt Nichols (YAM), 96 points(2勝)– 8点差リードの単独ポイントリーダーへ。
2. Christian Craig (YAM), 88(1勝)
3. Jett Lawrence (HON), 83(1勝)
4. 下田丈 (KAW), 77 – ランキング変動なし。首位から19点差。
5. Michael Mosiman (GAS), 76
6. Joshua Osby (HON), 42
7. John Short (SUZ), 42
8. Mitchell Oldenburg (HON), 51
9. Thomas Do (KTM), 47
10. Max Vohland (KTM), 46 – 負傷欠場(股関節)
11. Joshua Varize (KTM), 41
12. Austin Forkner (KAW), 40 – 負傷欠場(鎖骨)
13. Grant Harlan (HON), 34
14. Rj Hampshire (HUS), 32 – 負傷欠場(手首)
15. Kevin Moranz (KTM), 32
16. Jeremy Hand (HON), 21
17. Hunter Sayles (KTM), 17
18. Logan Karnow (KAW), 23
19. Tj Albright (KAW), 14
20. Wilson Fleming (HON),14

 

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