450SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第4戦 インディアナポリス1
【追加:リザルト雑感】
2021 AMAスーパークロス 第4戦 インディアナポリス1、全17戦で行われるシリーズ開幕戦。最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。
コロナ禍で開催される2021 AMAスーパークロスシリーズ。多くのラウンドを同一会場3連戦「トリプルヘッダー」(一部2連戦、デイトナSXは単独開催)を基本に転戦し、例年通りの全17戦でシリーズは争われます。第4戦からはインディアナ州インディアナポリスでの3連戦。ハイライトビデオで大注目の一戦を振返ります。レース関連記事リンクは最下段に。エンジョイ!
【450SX 決勝リザルト】
1. Ken Roczen (HON), 27 laps – 遂に今季初勝利! スタジアム中心部のビッグダブルでバランスを崩しコースアウトするヒヤリとする場面もありましたが安全にコース復帰。直後にそのミスで先行されたトマックを抜き返してからは大きなミスなくトマックの反撃を封じました。赤十字フラッグ無視ペナルティや前戦での青旗無視したウィルソンの影響で勝利を逃したこともあり、大きな意味を持つ1勝に。自身のコメントでは前戦までの問題は勝利へのモチベーションに影響していないとコメント。ワダチの多い難コースでミスもありましたが、持ち味のスムースライディングとコーナースピードが光ったライディング。背後のトマックとタイム差はないもののもう1段階上のブーストを仕掛けられるような安定感が印象的。第一子誕生後、初勝利でもあります!
2. Eli Tomac (KAW), +01.511 – ロクスンのミスにより2度目の首位浮上直後、なぜアウト側ラインを選択してしまったのか…?ディフェンディングチャンピオンらしくない判断ミス(序盤の転倒も…)で絶好のチャンスを自ら逃す結果に。とはいえ、久々のホールショット獲得からフィニッシュまでレースを盛り上げる激走は、本来のトマックのライディング復調傾向と見ることが出来るのか? バトルに敗れたものの自身の調子やライディングについては満足できるものになってきているとのこと。このレースのベストラップ記録!
3. Cooper Webb (KTM), +19.337 – ワダチの多い荒れたコースコンディションでセカンドグループの混戦から抜け出すのに苦労したウェブ。ロクスンとウェブに完敗を認めています。
4. Adam Cianciarulo (KAW), +21.245 – 好調ではなかったというシアンサルーロでしたが、序盤から中盤の首位走行シーンでは初勝利がそう遠くないことを印象付けるものでした。しかし、首位を明け渡した後は明らかにリズムを崩し、失速。シーズンオフの腕の手術による準備不足が露呈したか? 人気あるライダーだけに首位バトルに顔を出すとレースが華やかに!
5. Zach Osborne (HUS), +22.766 – シアンサルーロにつられる形でスタート時ゲートに引っ掛かり最後尾からの追い上げ。荒れたコースはパッシングのリスクも高いものでしたが、AMAモトクロス王者の勝負強さを発揮。開幕から不運なレースが続きますが、そろそろ本領発揮が待たれます。
6. Dylan Ferrandis (YAM), +24.106 – 大きなミスもありましたが、混戦のバトルで再び順位を上げてくる勝負強さはルーキーとは思えない力走。シーズンオフの手骨折と新型コロナウィルス感染の影響で調整不足も250クラス3冠王者の本領発揮に期待!
7. Jason Anderson (HUS), +25.639 – SX王者経験者とは思えない精彩欠いたレースが続きます。
8. Joey Savatgy (KTM), +28.426 – ロッキーマウンテンKTM移籍後初めて上位走行。
9. Aaron Plessinger (YAM), +29.493 – スタート直後のコースアウトもありましたが、期待値からすると荒れたコンディションでの活躍をもっと求めてしまうのですが…。
10. Marvin Musquin (KTM), +31.934 – オズボーン同様にシアンサルーロの影響でスタート反応遅れとのこと。追い上げ中にもミスや転倒を繰り返し、好相性のインディアナポリスで結果残せず。残り2連戦で巻き返しに期待しましょう。
11. Malcolm Stewart (YAM), +34.912 – バーシアとのマルチクラッシュで後方からの追い上げに。荒れたコースで慎重に追い上げるもここまで。
12. Justin Brayton (HON), +38.738 – 中盤の混戦に埋もれ、終盤に転倒。
13. Justin Barcia (GAS), +41.196 – 開幕戦直後の存在感が薄れつつあるバーシア。スタート直後のスチュワートとのクラッシュ以降もコースアウト等、ミスを繰り返す。調子そのものは悪くないと好調をアピールしています。
14. Broc Tickle (HON), +47.635
15. Martin Davalos (KTM), +1 lap
16. Justin Bogle (KTM), +1 lap
17. Vince Friese (HON), +1 lap
18. Brandon Hartranft (SUZ), +1 lap
19. Benny Bloss (HON), +1 lap
20. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
21. Austin Politelli (HON), +2 laps
22. Adam Enticknap (SUZ), +3 laps
【450SX ポイントランキング 4 of 17】
1. Ken Roczen (HON), 86 points(1勝)
2. Cooper Webb (KTM), 80(1勝)
3. Eli Tomac (KAW), 77(1勝)
4. Adam Cianciarulo (KAW), 70
5. Justin Barcia (GAS), 69(1勝)
6. Dylan Ferrandis (YAM), 67
7. Malcolm Stewart (YAM), 63
8. Justin Brayton (HON), 62
9. Marvin Musquin (KTM), 61 – 首位から25点差
10. Zach Osborne (HUS), 58
11. Aaron Plessinger (YAM), 52
12. Jason Anderson (HUS), 50
13. Joey Savatgy (KTM), 38
14. Dean Wilson (HUS), 35 – 負傷欠場(足)
15. Broc Tickle (HON), 31
16. Kyle Chisholm (YAM), 21
17. Vince Friese (HON), 21
18. Martin Davalos (KTM), 20
19. Benny Bloss (HON), 16
20. Brandon Hartranft (SUZ), 13
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