レースビデオ＆リザルト｜2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 開幕戦イギリスGP

by SetagayaRacing · Published 2020-03-02 · Updated 2020-03-02

2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 開幕戦（全20戦）イギリスGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ＆リザルトをシェア。

中東、南米と続いてきた開幕戦の舞台は、久々にヨーロッパに戻ってきたということで注目度も例年以上に高かった今季開幕戦イギリスGP。予選日前夜の悪天候から天候回復とともに路面コンディションも回復。それにともない、刻々と変化するコースコンディションが波乱や見応えあるバトルを演出。

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注目のガスガスMXGP初参戦やMX2クラス王者プラドの最高峰MXGPクラス初年度、元王者フェーブルのヤマハからカワサキへの移籍、ディフェンディングチャンピオンのガイザー、タイトル奪還狙うカイローリとハーリングスのKTM勢の活躍。絶対王者プラドが抜けたことにより、大本命不在のMX2クラス。若手中心、群雄割拠なシリーズで誰が新王者に輝くのか？今季のMXGPシリーズは大注目です。

エンジョイ！

【MXGP 総合結果】
1. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 1-2. – タイトル候補大本命が開幕戦から総合優勝。レース2の2位は難しい路面コンディションと西陽の影響もありコンスタントなライディングに徹したとのこと。次戦は地元オランダGP！

2. Tim Gajser (SLO, HON), 8-1. – レース1で2度のクラッシュでリズムを崩した8位ながらも、レース2は独走優勝で表彰台登壇へ。

3. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 4-3. – 肩の負傷が完治していない情報もありましたが、肩よりも開幕直前にヒザ（後十字靭帯）を負傷したダメージの痛みで無理しないレースとなったコメント。

4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 2-8. – 昨年ランキング2位のシーワーの真価が問われる今シーズン。レース2では他車との接触でリアブレーキ破損でスローダウン。

5. Mitchell Evans (AUS, HON), 3-7. – 昨年の全日本モトクロス選手権最終戦にも参戦したオーストラリア人ライダー。MXGPクラスルーキーながらレース1でいきなりの3位。大会通して体調不良でスタミナ切れからミスもあったとコメント。

6. Gautier Paulin (FRA, YAM), 7-4.
7. Clement Desalle (BEL, KAW), 5-5.

8. Glenn Coldenhoff (NED, GAS), 6-6. – ガスガスMXGP初参戦。グリッド順が悪くスタートに苦しみ追い上げのレースに。しかし、スピードやライディングには満足しているそうで次戦の地元GPでの活躍を誓っています。

9. Henry Jacobi (GER, YAM), 10-9.

10. Jorge Prado (ESP, KTM), 9-12 – 大腿骨骨折から2ヶ月半でMXGPクラスデビュー戦となる開幕戦に出場だけで驚きですが、トップ10入りの活躍は素晴らしい！痛みはないそうで、課題は体力面。ライディング時間を増やしていければさらなる上位は間違いないはずです。

【2020 MXGP ポイントランキング】
1. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 47 points
2. Tim Gajser (SLO, HON), 38
3. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 38
4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 35
5. Mitchell Evans (AUS, HON), 34
6. Gautier Paulin (FRA, YAM), 32
7. Clement Desalle (BEL, KAW), 32
8. Glenn Coldenhoff (NED, GAS), 30
9. Henry Jacobi (GER, YAM), 23
10. Jorge Prado (ESP, KTM), 21

【MX2 総合結果】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-4. – 大本命不在の今季MX2クラスで昨年プラドを破ったこともあるヘールツがキャリア初総合優勝達成！レース2での転倒で肩の痛みがある中、追い上げての記念すべき初勝利。

2. Tom Vialle (FRA, KTM), 6-1. – GPデビュー初年度となった昨年同様に好スタートを武器に上位で存在感示すもレース1でのミス、転倒により総合優勝は逃す。しかし、キャリア初レース勝利は達成。レースではゴーグルトラブルもあった】模様。

3. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 3-3. – 予選レースの代わりに行われたタイムドプラクティスでトップタイム記録のGPフル参戦初年度ハーラップがいきなりの表彰台デビュー！

4. Jed Beaton (AUS, HUS), 2-6. – 表彰台圏内もレース2でのミスで逃したオーストラリア人ライダー。今季も安定感に課題か？

5. Rene Hofer (AUT, KTM), 8-2. – ハーラップ同様にGPフル参戦初年度のレッドブルKTM期待の逸材がいきなり存在感示しています。

6. Alberto Forato (ITA, HUS), 5-9. – GPフル参戦初年度の活躍が目立った今季開幕戦！

7. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS), 11-5. – プラドのステップアップにより大本命不在もタイトルに最も近いとされるオルセンは1月に負った手の負傷が長引き調整不足で挑んだ開幕戦。

8. Roan Van De Moosdijk (NED, KAW), 9-11. – GPフル参戦初年度を迎えた、昨年のヨーロッパ選手権250王者。

9. Conrad Mewse (GBR, KTM), 4-17.
10. Mathys Boisrame (FRA, KAW), 14-7

【2020 MX2 ポイントランキング】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 43 points
2. Tom Vialle (FRA, KTM), 40
3. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 40
4. Jed Beaton (AUS, HUS), 37
5. Rene Hofer (AUT, KTM), 35
6. Alberto Forato (ITA, HUS), 28
7. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS), 26
8. Roan Van De Moosdijk (NED, KAW), 2
9. Conrad Mewse (GBR, KTM), 22
10. Mathys Boisrame (FRA, KAW), 21