ロングハイライト・リザルト雑感|2020 AMAスーパークロス 第2戦 セントルイス 450SX
2020 AMAスーパークロス 第2戦 セントルイス 最高峰450SXクラス、公式「ロングバージョン」ハイライトビデオがリリース。「速報ハイライトでは物足りないけど、フルビデオ観る時間もなかなか作れない…」という、今の時代を生きる現代レースファンには嬉しいビデオをリザルト雑感、最新ランキングと共にシェア。
最高峰450SXクラスのヒートレースからLCQ、メインレースまで併せてお楽しみいただけます。シリーズ随一の「ベストダート」として知られるセントルイスSX会場の路面コンディション。熾烈な上位陣バトルをお見逃しなく。エンジョイ!
【450SX 決勝リザルト】
1. Ken Roczen (HON), 24 laps – 復活ロクスン! 悲願の3年ぶりスーパークロス勝利達成。2017年の負傷以降、AMAモトクロスでの優勝はありましたがやはりAMAスーパークロスでの優勝をもってして完全復活といえるのでしょう。コメントでも喜び爆発。スタート直後から積極的に仕掛け逃げ切る全盛期のロクスン勝ちパターンでの勝利。開幕戦では「硬すぎた」と語っていたマシンセッティングですが、テストを重ねて今ラウンド通してマシンとのマッチングは問題なし。コンディションが荒れるレース終盤でもミスのない完璧なライディングが光りました。ラップタイムが短かったことと久々のトップ快走ということでレース終盤はとても長く感じたとコメント。ベストラップも逃げ切り図る5周目に記録!
2. Justin Barcia (YAM), +04.794 – 開幕戦に続いての表彰台登壇。体調不良で挑んだ一戦とは思えない活躍。レース序盤はロクスンとの差を縮める瞬間もありましたが中盤以降は2位キープ。昨シーズンとは違うバーシアの開幕戦からの2戦。
3. Jason Anderson (HUS), +08.742 – レース序盤の上位陣バトルを戦い抜き3位をキープ。一昨年王者が1年ぶりの表彰台登壇達成。アンダーソンがコンスタントに表彰台圏内で存在感を示してくれるとシリーズが面白くなるので期待したい!
4. Eli Tomac (KAW), +12.713 – スタート出遅れ最後部付近から追い上げ。バトル中でも光るスピードを披露するもののミスも多く、噛み合わないレースが開幕から続きます。今年のトマックも…?
5. Zach Osborne (HUS), +15.059 – 開幕戦での体調不良から復調。ホールショットから首位快走、上位でのバトルでレース通して存在感を示す。
6. Malcolm Stewart (HON), +19.864 – 序盤からのバトルでもコンスタントに走り抜き、キャリアベスト6位。レース前の転倒によるダメージを抱えたままでの一戦。まずはダメージ回復、そしてスピードに期待!
7. Adam Cianciarulo (KAW), +21.194 – タイムドプラクティス最速ラップ記録し、好調維持もレースではルーキーらしさが露呈。ミスからリズムを崩し立て直すこと出来ずにレースは終了。トマック同様、スピードは見せるものの小さなミスが多いのが気になります。
8. Justin Brayton (HON), +22.780
9. Blake Baggett (KTM), +23.146
10. Aaron Plessinger (YAM), +32.021
11. Justin Hill (HON), +34.060
12. Cooper Webb (KTM), +38.977 – 開幕戦からの体調不良完治せず。体調回復最優先で次戦に挑むとコメント。この辺りの順位を続けてしまうとタイトル防衛に早くも黄信号となるでしょう。
13. Dean Wilson (HUS), +40.134
14. Vince Friese (HON), +53.722
15. Justin Bogle (KTM), +1 lap
16. Kyle Cunningham (SUZ), +1 lap
17. Benny Bloss (YAM), +1 lap
18. Chris Blose (HON), +1 lap
19. Alex Ray (KAW), +2 laps
20. James Decotis (SUZ), +2 laps
21. Chad Reed (HON), +15 laps – LCQからメインレース進出し、メインレース出場記録を「251」と伸ばす。ライディングは精彩を欠くものでトップ10入すら、苦しい印象。
DNF Martin Davalos (KTM)
【450SX ポイントランキング 2 of 17】
1. Justin Barcia (YAM), 49 points – ポイントリーダーの差をキープ
2. Ken Roczen (HON), 43 – 一気にランキング6位へ
3. Adam Cianciarulo (KAW), 39
4. Jason Anderson (HUS), 39
5. Eli Tomac (KAW), 35
6. Blake Baggett (KTM), 33
7. Cooper Webb (KTM), 32 – 17点ビハインドのディフェンディングチャンピオン。
8. Malcolm Stewart (HON), 31
9. Justin Brayton (HON), 30
10. Zach Osborne (HUS), 27
11. Aaron Plessinger (YAM), 24
12. Justin Hill (HON), 24
13. Vince Friese (HON), 22
14. Dean Wilson (HUS), 20
15. Justin Bogle (KTM), 15
16. Martin Davalos (KTM), 9
17. Chris Blose (HON), 8
18. Kyle Cunningham (SUZ), 7
19. Chad Reed (HON), 7
20. Benny Bloss (YAM), 6
ヤバすぎるスキル|マルコム・スチュワート「トマック&ウェブ斬り」フープス爆裂スピード
Garth Milan/Red Bull Content Pool