MXGP公式ベストアクションビデオ|2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第4戦 トレンティーノGP(イタリア)

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2019 FIMモトクロス世界選手権 第4戦 トレンティーノGP(イタリア)の MXGP、MX2クラスの大会ハイライトビデオ&リザルトに引き続き、MXGP公式のベストアクションビデオをシェア。

 

 

決勝レース1、レース2共にスタート直後から繰り広げられた、V9王者アントニオ・カイローリ(KTM)と2016年王者ティム・ガイザー(ホンダ)とのバトルにフォーカス。地元イタリアのカイローリ、祖国スロベニアから多くの応援団が駆けつけたガイザー。両者ともに負けられない一戦への意気込みが伝わるバトルに。エンジョイ!

 

 

くぅ〜〜「爆裂バトル!!」

 

レース1では両者のベストラップは最終ラップというシビれる展開。しかも、後続勢に対して3秒以上のベストラップというスピード差で完全に異次元首位バトル。両レースともに3位入賞のゴーティエ・ポーラン(ヤマハ)に1分弱の大差。

 

両者のバトルは予選レースから展開され、3レース全てでガイザーがカイローリの前でフィニッシュという結果。敗れたカイローリですが、決勝2レースのベストラップはどちらもカイローリが記録し、勝利への意欲と維持を見せてくれました。予選から決勝2レース通してここまで接近戦の首位バトルが繰り広げられるのは近年ではなかったのではないでしょうか?

 

 

ジェフリー・ハーリングス圧勝だった昨シーズンは、その絶対的スピードの前にカイローリもガイザーも簡単にバトルすらさせてもらえずに苦渋を味わった印象でしたが、ハーリングス欠場でその両者が再び輝きを取り戻してくれました!

 

バトルを振り返ると、スピードに乗せたスムースなライン選択するガイザーに対して、ライン取りがちぐはぐでバランスを崩す等の細かいミスがやたら目についたカイローリの戦いぶりは対照的。ここまで落ち着きのないライディングはカイローリにしては珍しいです。地元大会ということでリスク覚悟で勝利にこだわったとのレース後のコメントもありましたが、第2戦から首から肩にかけてダメージを抱えいる影響がシビアなバトルシーンで露呈したのかもしれません。

 

ディフェンディングチャンピオンのハーリングス、2015年王者フェーブルというタイトル候補2名が欠場中のMXGPシリーズ。今季は正直、少々物足りない印象抱いていましたが、今回のバトルで改めてMXGPの素晴らしさと魅力を再認識。今年もMXGP、間違いないです!

 

レースビデオ&リザルト|2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第4戦 トレンティーノGP(イタリア)
世界選手権MXGP – The Newsmoto
Ray Archer


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