レースビデオ&リザルト|2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第4戦 トレンティーノGP(イタリア)

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2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ 第4戦 トレンティーノGP(イタリア)のMXGPクラス、MX2クラスの決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

 

 

会場はイタリア北部、雄大なロケーションのピエトラムラタ。近年ではライアン・ビロポートの大クラッシュやアントニオ・カイローリの劇的な追い上げ勝利、ティム・ガイザー初優勝他、ドラマや事件等の記憶に残るレースが数多く見られてきたコースです。エンジョイ!

 

 


 

 

【MXGP 総合結果】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 1 – 1
2. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 2 – 2
3. Gautier Paulin (FRA, YAM), 3 – 3
4. Arnaud Tonus (SUI, YAM), 4 – 4
5. Ivo Monticelli (ITA, KTM), 5 – 6
6. Arminas Jasikonis (LTU, HUS), 9 – 5
7. Alessandro Lupino (ITA, KAW), 6 – 10
8. Shaun Simpson (GBR, KTM), 7 – 11
9. Glenn Coldenhoff (NED, KTM), 14 – 7
10. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 8 – 14

 

【MXGP ポイントランキング 4 of 19】
1. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 191 points
2. Tim Gajser (SLO, HON), 175
3. Gautier Paulin (FRA, YAM), 142
4. Arminas Jasikonis (LTU, HUS), 120
5. Jeremy Van Horebeek (BEL, HON), 113
6. Clement Desalle (BEL, KAW), 112
7. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 98
8. Shaun Simpson (GBR, KTM), 88
9. Julien Lieber (BEL, KAW), 79
10. Arnaud Tonus (SUI, YAM), 71

 

2016年MXGP王者ガイザーが約2年振りの総合優勝をピンピンで獲得。自身GP初優勝の地かつ地元スロベニアから巨大応援団も駆けつけることで知られるトレンティーノでの勝利は今後のシリーズを戦う上で大きな意味を持つことでしょう。総合2位は、ポイントリーダーのカイローリで、自国開催ながら予選レースからガイザーとの熾烈なバトルに敗れる悔しすぎる展開。ミス多発のリスクを負いながらもガイザーを追うカイローリの姿は極めてまれなパターン。総合3位には、両レース共に3位入賞と安定したレースを残したポーラン。ヤマハ移籍後、安定して上位入賞を続けていますが、今ラウンドでは優勝のガイザーから1分弱の大差を両レースでつけられている事実も。

 

両レースともにレース終盤でベストラップを記録し合う熾烈なバトルを繰り広げたガイザーとカイローリ。復調をイマージ付けたガイザーとリスクを犯しながらも貪欲に勝利に挑んだカイローリの姿は今季のタイトル争いを占うには重要な一戦となるかもしれません。

 

 

【MX2 総合結果】
1. Jorge Prado (ESP, KTM), 1 – 1
2. Jago Geerts (BEL, YAM), 2 – 2
3. Tom Vialle (FRA, KTM), 3 – 6
4. Ben Watson (GBR, YAM), 7 – 3
5. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS), 5 – 4
6. Henry Jacobi (GER, KAW), 4 – 5
7. Mitchell Evans (AUS, HON), 6 – 7
8. Adam Sterry (GBR, KAW), 8 – 8
9. Bas Vaessen (NED, KTM), 10 – 11
10. Michele Cervellin (ITA, YAM), 9 – 12

 

【MX2 ポイントランキング 4 of 19】
1. Thomas Kjer Olsen (DEN, HUS), 170 points
2. Jorge Prado (ESP, KTM), 150
3. Henry Jacobi (GER, KAW), 147
4. Ben Watson (GBR, YAM), 129
5. Jago Geerts (BEL, YAM), 125
6. Tom Vialle (FRA, KTM), 121
7. Calvin Vlaanderen (NED, HON), 107
8. Mitchell Evans (AUS, HON), 89
9. Adam Sterry (GBR, KAW), 89
10. Davy Pootjes (NED, HUS), 76

 

肩のダメージにより第2戦欠場が信じられないような勝ちっぷりを披露したディフェンディングチャンピオンのプラドが完全優勝で今季総合3勝目。出場レースは全レース序盤でリードを築き上げる得意の勝ちパターン。総合2位は2連続表彰台登壇のヘールツ。今季MX2クラスのサプライズの一人でダークホースとしての存在感が高まっています。総合3位には。レッドブルKTM期待のルーキー、ビアールが早くも2度目の表彰台登壇。ちなみに表彰台の3名は全員、18歳!

 

プラドのスピード&強さが光るこのクラスですが、期待の若手が群雄割拠の上位陣。スタートが重要かつ、きっかけを結果につなげるチャンスを活かせるかでまだまだ新スター誕生の可能性あるでしょう。ポイントリーダーのオルセンはスタートミス、転倒もあり表彰台を逃しました。ポイントリードはランキング2位浮上プラド相手に20点差と徐々に王者が迫ってきています…

 

 

予選レースビデオ|2019 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第4戦 トレンティーノGP(イタリア)

Ray Archer


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