ビデオ&スタッツ|2018 AMAモトクロス 450MX チャンピオン イーライ・トマック
2018 AMAモトクロス 最終戦 アイアンマンで、最高峰450MXクラス王者が決定。イーライ・トマック(カワサキ)が2年連続チャンピオン獲得となりました。1982年以降、カーマイケル(2000〜2006年)以来となる最高峰クラス連続チャンピオン5人目という快挙でもあります。
ランキング2位マービン・ムスキャン(KTM)に対して、20点差リードで迎えたマディコンディションとなった最終戦アイアンマン。モト1終了時点で25点以上のリードでモト2待たずしてタイトル確定という条件でしたが、モト1終了時に24点差。タイトル決定はモト2に持ち越されました。
スタート出遅れから無理せず追い上げ、9位でフィニッシュ。見事、2年連続タイトル獲得となりました。以下は公式タイトル獲得記念ビデオです。エンジョイ!
【イーライ・トマック 2018 AMAモトクロス スタッツまとめ】
- 平均予選順位 – 1.5(1位)2位は、2.8のムスキャン
- ホールショット数 – 1
- 平均スタート順位 – 5.8(全戦出場ライダー中、2位)
- 首位ラップ数 – 138(最多)2位は95ラップのムスキャン
- 平均順位 – 3.5(2位)1位は2.5位のムスキャン
- レース勝利数 – 15(1位)2位は5勝のムスキャン
- 総合勝利数 – 8(1位)2位は3勝のムスキャン
マシントラブルと転倒ピットインで総合15位と振るわなかった第7戦レッドバッドの影響で平均順位はムスキャンが上となりましたが、勝利数や首位ラップ数では圧倒的な強さを誇ったことが上記スタッツから確認できます。
トレーナーを務めてきた、父親のMTBレジェンド、ジョン・トマック(後方)もご満悦!
総合15位と振るわなかった第7戦レッドバッド以降、一時はポイントリーダーの座をムスキャンに譲りますが、翌戦でポイントリーダー奪還。レッドバッドのリタイアと9位、最終戦モト2での9位と合計3レース以外はすべてトップ3フィニッシュというスピードと強さは2年連続王座に相応しい活躍を見せました。
自国開催となる国別対抗世界選手権「モトクロス・オブ・ネイションズ」アメリカ代表にも選出されているトマック。悲願の来季AMAスーパークロスタイトル獲得の前にネイションズでの活躍が期待されます。
モトクロス世界最強国の称号を取り戻すことが出来るのか? トマックを中心にまだまだUSモトクロス界に引き続き注目していきましょう。
Octopi Media