ビデオ&スタッツ|2018 AMAモトクロス 250MX チャンピオン アーロン・プレシンジャー

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2018 AMAモトクロス 第11戦 バッズクリークで、250MXクラス新王者にアーロン・プレシンジャー(ヤマハ)が輝きました。最終戦アイアンマンを残して自身初のAMAモトクロスタイトル獲得は、先のAMAスーパークロス250SXウエストに引き続き「2冠」達成の快挙。

 

 

モト1は、ホールショットから全ラップ首位。勝利でタイトル確定のチェッカーを受けました。直後のモト2でもホールショット。その後はタイトル確定直後ということで集中力を欠き、転倒もあり11番手まで順位を落としてバッズクリークを終え、総合順位は3位(1-11)。

 

 

以下は、ヤマハプレスリリース。

 

「 2018年8月18日(土)、アメリカ・メリーランド州で行われたAMAモトクロス第11戦バッズクリーク大会で、「Monster Energy/Yamalube/Star/Yamaha Racing」からYZ250Fで250MXに参戦するアーロン・プレシンジャー選手が、最終戦(第12戦)を待たずして自身初のチャンピオンを獲得しました。今年5月に終了したAMAスーパークロス250SXウエストでもチャンピオンを獲得していることから、プレシンジャー選手はシーズン2冠を達成したこととなります。

 プレシンジャー選手は2015シーズンにAMAスーパークロスに続きAMAモトクロス250MXへデビューすると、最終戦での初優勝などでランキング6位を獲得。続く2016シーズンはランキング5位、昨シーズンはランキング4位と確実にステップアップしてきました。

 今シーズンは、序盤こそライバルとの一進一退が続きましたが、第4戦では第2戦に続きMoto1とMoto2の両方で優勝するパーフェクトウィンを飾りランキングトップへ浮上します。第5・6戦は優勝を逃しますが、第7・8戦と連続でパーフェクトウィンを達成して一気にリードを拡大。その後も安定した強さを見せ、迎えた第11戦ではMoto1でシーズン9勝目を獲得。11大会22レースで14度のトップ3入りを果たし、デビューから4シーズン目にしてチャンピオンに輝きました。」

https://global.yamaha-motor.com/jp/race/release/2018/028/

 

 

【第11戦 バッズクリーク終了時スタッツまとめ】

  • 平均予選順位 – 8.2
  • ホールショット – 4(最多タイ)
  • 平均スタート順位 – 4.5(全戦出場ライダー中、1位)
  • 首位ラップ数 – 129(最多)2位は36ラップのジェレミー・マーティン
  • 平均順位 – 3.3(1位)
  • レース勝利数 – 9(1位)2位は4勝のフェランディス
  • 総合勝利数 – 5(1位)2位は2勝のフェランディス

 

シーズン開幕当初最大のライバルと目されたディフェンディングチャンピオンのザック・オズボーンやV2王者ジェレミー・マーティンが負傷シリーズ離脱となった影響もありますが、圧倒的な数字が並んでいます。

 

 

プレシンジャーは現在22歳。SX・MXの2冠達成で来季以降の450クラスへのステップアップも囁かれています。身長188cmということもあり、450マシンへの適応も即戦力レベルが期待されるところ。

 

来季450への完全ステップアップ説。もうひとつは、AMAスーパークロス250SXウエストのタイトル防衛後にAMAモトクロス開幕時に450へステップアップ説がささやかれています。

 

後者が濃厚ではとのモトゴシップもありましたが、2冠達成で事情は変わってくる可能性も… ネイションズのアメリカ代表にも選出されており、プレシンジャーの動向からまだまだ目が離せません!

 

Octopi Media


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