【MXGP 山本鯨連載!】『鯨ウォッチング』Vol. 4

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今回のMXGP 山本鯨の『鯨ウォッチング』は 、遂に開幕した FIMモトクロス世界選手権 MXGP シリーズの開幕2連戦を終えた山本選手自らがコメントしてくれたレースレポート、近況、プライベートをお届け!

 

順調にシーズンイン出来ているという山本選手、まずはレースの合間のプライベート画像を送ってくれました。

 

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まずは開幕戦の地、カタールでの食事風景。山本選手から送られてくる写真の中で食事関連のものが毎回楽しみなのですが、今回のチームでの食事風景も海外というかMXGPらしい雰囲気。カタールでは、ケバブのかたまりが一人一本のシステム! 食事の時間を大切にするイタリア人ならではの食事風景写真、雰囲気良いのも納得。

 

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カタールのお金持ちの豪邸かと思いきや、ここ「馬小屋」? 「馬豪邸」? だそうです。鯨くん、それ人間の食事と違うっ!(笑)

 

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カタールGP、タイGPへの移動はドバイ経由とのことで超高級航空会社で知られるエミレーツでの移動! さすがセレブだね〜の問には「エコノミーですよ〜」とのこと。しかし、機内のトイレが住める位の広さがあったそうです。いつか乗ってみたい航空会社です。

 

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開幕戦カタール終了後、そのままタイへ移動。トレーニングも継続し、酷暑のタイGPに備えます。

 

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新メカニックのマティアとの相性もバッチリ。人種や育った環境が違ってもモトクロスを通して、異国の地でもこのような共通体験が増える度に、良いコンビに育っていくのでしょう。世界は素晴らしい。

 

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レース後のクールダウン時の写真には… 出た! MXGP絶対王者カイローリ! 後方の山本選手のチームメイト、ルピーノと仲が良いそうでサルデーニャ島での合宿時から「仲良くさせてもらってます」とのこと。凄い経験! 凄い腹筋!

 

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ここからは開幕戦カタールGPとRd.2 タイGPを終え、イタリアに帰国した山本選手と電話で色々と話すことが出来たのでご紹介できればと。

 

シーズンオフの調整をマシンテストや自身の体調も順調に進めることが出来たようで、良い状態でシリーズ開幕を迎えることが出来たそうです。ただその一方で、開幕ということもあり、他のライダーの調子やスピードといった比較対象となるものがなかったので、当初の目的通りに自らのパフォーマンスを発揮することを優先に冷静にレースを戦ったそうです。

 

開幕戦を終えて、昨年よりも上位陣とのタイム差が大きく縮まっている成果が見れた反面、MXGPクラスのレベルの底上げが著しく、山本選手含めるトップ10〜20位のタイム差が非常に僅差であることもわかったそうです。しかし、山本選手自身の調子は好調とのことで厳しい戦いに臆することなく、楽しんでいるような印象を話していて受けました。

 

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そして、タイGP レース1でのホールショット獲得! スタートそのものをもともと得意と語っていましたが、今シーズンはマシンの調子もよく自信はあったそうなのでグリッド中央外側から思い切って飛び込んだとのこと。その影響で1コーナーではオーバーランしてしまうのですが、スタート時の気迫は上記写真から充分に伝わってきます!

 

実はタイGPのコースの1コーナーアウト側にも池があったそうで、チーム関係者からは「また池ポチャするなよ!」との冗談が多くあったようで、ホールショットの獲得時の山本選手の頭には「池ポチャ注意」が頭をよぎっていたそうです(笑)

 

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MXGPでホールショット獲得の快挙後の今では上記画像も完全な笑い話に(笑) 余談ですが、この池ポチャ後、地元イタリアではヤマモトから「ラヴァモト」とニックネームが付けられていたそうなのですが「ラヴァ」というのは洗うとか洗車みたいな意味だそうで、タイGPでのホールショット後はめでたく汚名返上に成功!

 

山本選手のリザルト開幕戦カタールGP(18 – 19)、タイGP(18 – 18)で現在ランキング17位。リザルトをふまえた上で改めて振り返ってもらうと、順位は昨年と大きな変動はありませんがラップタイムやレースの中では昨年以上の手応えを感じることが出来ていて、やる気に満ちているそうです。

 

目の前の目標が明確となり、新たな取り組みにも積極的にトライして、現在の良いイメージを更に高いレベルで維持出来るように練習にも力が入っているそうです! 心強い言葉が聞けました!

 

最後に山本選手からコメントが。

オフシーズンの間に大きな力になってくれた、HRC、KYB、チームスタッフ、日本国内のパーソナルスポンサーの方々に大変感謝しています

 

更に、山本選手から『鯨ウォッチング』をいつもご覧になってくださっているファンの皆様へは、感謝の気持ちとしてプレゼント企画が進行中です。いつごろどんな形でお知らせ出来るかは未定なのですが、豪華プレゼント! ということはお約束しますのでお楽しみに!

 

 

photo courtesy Kei Yamamoto

 


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