【ハイライトビデオ&リザルト雑感】2015 MXGP Rd.14 ベルギーGP ロンメル

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2015 MXGP Rd.14 ベルギーGP ロンメル。ディープサンドコース!今年もサンドコースでのスキルの差が大きく表れた結果に。ライブ中継観れたのでハイライトビデオだけではわからないリザルト雑感もやってます。エンジョイ!

 

MXGP、MX2 レースハイライトビデオ

 

BELGIAN GRAND PRIX FINAL RESULTS: 450 CLASS
1. Shaun Simpson (KTM)…1-1 – 予選レースから絶好調、キャリア初のピンピン完全優勝!2013年の最終戦以来、自身2度めの総合優勝。昨年のベルギーGPでも表彰台と相性の良いコース。予選から勝負の決め手となったのはフィニッシュ直前のサンドのリズムセクション4個飛び。レース終盤に転倒もし、リスクもあるセクションでしたが、タイムも削れるし、走行ラインも安定するという大きなメリットが勝利に直結。他にもシンプソンの自信に溢れる前のライダーへの積極的な仕掛けもレースを有利に進めました。これまでとは別人のようなレース。来週のAMAモトクロスR.10 ユナディラへファクトリー体制でスポット参戦決定!最高に乗りに乗った状態でのAMAチャレンジ、楽しみです!

2. Gautier Paulin (Hon)…2-2 – シンプソン同様にリズムセクション4個飛びを見せ表彰台へ。ポイントリーダー、フェーブルとのフランス人同士のバトルで見せ場も作ってくれましたが、シンプソン相手のバトルでは完全に勢い負け。

3. Romain Febvre (Yam)…3-3 – ポイントリーダーとは思えないアグレッシブなレースで珍しく度重なる転倒シーンが。しかし、スタートやスピード、MXGPクラスルーキーとは思えない存在感は光りました。大量ポイントリーダーという立場を考えるとディープサンドコースでは充分過ぎる結果で表彰台へ。

4. Evgeny Bobryshev (Hon)…5-4 – 転倒もありましたが、好調引き続き。

5. Kevin Strijbos (Suz)…..7-5

6. Jeremy Van Horebeek (Yam)…4-9 – スピード見せながらもサンドに苦しめられた一人。来季のヤマハとの契約も発表。2016年のヤマハファクトリーは、フェーブルとファンホルベークの二名体制。

7. Todd Waters (Hus)…8-6

8. Glenn Coldenhoff (Suz)…6-12 – 得意のサンドコースで健闘。今季限りでスズキ離れるゴシップが…

9. Tyla Rattray (Kaw)…12-7 – 前戦に引き続きトップ10フィニッシュ。得意のサンドに盟友ビロポート来場で調子取り戻しつつあるか?

10. Gert Krestinov (Hon)…9-10
Other notables: 11. Dean Ferris; 12. Christophe Charlier; 13. Pritt Ratsep; 13. Filip Bengtsson; 16. Jose Butron; 17. Nathan Watson; 23. 山本 鯨(Hon)…21-21 – 残念!ポイント獲得ならず。ディープサンドに苦しめられたようです…:

 

2015 FIM 450 POINTS STANDINGS
(After 14 of 18 races)
1. Romain Febvre…547 – 残り4戦で84点差! 大量リードは変わらず。ここまでのレース内容見ても強い!
2. Gautier Paulin…463
3. Evgeny Bobryshev…423
4. Tony Cairoli…416
5. Max Nagl…360
6. Shaun Simpson…356
7. Clement Desalle…331
8. Jeremy Van Horebeek…324
9. Glenn Coldenhoff…290
10. Kevin Strijbos…287

 

MXGP of Belgium MX2 Best Moments 2015

 

BELGIAN GRAND PRIX  FINAL RESULTS: 250 CLASS
1. Max Anstie (Kaw)…1-1 – 元一発屋的存在とは思えない、ここ5戦10ヒート中、6勝!ディープサンドでも好調引き続き。

2. Pauls Jonass (KTM)…2-2 – フル参戦一年目ながら、負傷欠場者多発のKTMファクトリーを一人で背負い、タイトル獲得の期待を一身に背負う若手。サンドも速い。終始安定した走りでポイントリーダーへ!

3. Petar Petrov (Kaw)…3-4 – 予選から好調!キャリア初表彰台へ。手足長く荒れたサンドコースにも見事に対応。シーズン途中にKTMからカワサキへ移籍。来季もカワサキで契約済み。一気にブレイクするか?

4. Julien Lieber (Yam)…6-3 – シーズン序盤の好調から調子を落とすも、サンドコースで光るスピード。惜しくもも表彰台逃す。

5. Harri Kullas (Hus)…4-5 – シーズン半ばでスズキからハスクバーナーへ。マシン乗り換え後の好調引き続き。サンドコースで着実にポジションアップしてくる姿は印象的。

6. Tim Gajser (Hon)…5-7 – 前評判通り、あまりサンドコース得意ではない様子。しかし、しぶといレースを見せ総合6位はタイトル争う上では貴重なポイント獲得。

7. Jeremy Seewer (Suz)…8-8
8. Benoit Paturnel (Yam)…10-9
9. Jordi Tixier (Kaw)…7-12 –
10. Brian Bogers (KTM)…11-13
Other notables:  11. Davy Pootjes; 12. Thomas Covington; 14. Brent van Doninck; 15. Jens Getteman;18. Ben Watson; 19. Valentin Guillod(Yam)…12-DNF – サンドコースに苦戦していた一人。レース2では転倒車に突込みマシン破損でDNF。タイトル争う上で厳しい一戦に。DNF確定後のピットでは激しく悔しがる姿が印象的。タイトルへの意気込みが感じられるシーンでした。

 

2015 FIM 250 POINTS STANDINGS
(After 14 of 18 races)
1. Pauls Jonass…433 – KTMの若手が一気にポイントリーダー!4点差。
2. Tim Gajser…429
3. Jeffrey Herlings…423 – 怪我でシリーズ離脱
4. Valentin Guillod…408 – 残り4戦。ギヨー本来の走りが出来ればタイトルに向けて逆転の可能性も。タイトル争い、ここまでですかね〜?
5. Jeremy Seewer…395
6. Jordi Tixier…393
7. Max Anstie…387 – 順調に勝星重ねるもタイトル争いには加われないか…
8. Julien Lieber…340
9. Petar Petrov…262
10. Benoit Paturnel…259

 

 

 

 

 


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